「はじめに実践ありき」P・F・ドラッカー
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■「はじめに実践ありき」P・F・ドラッカー
学者や知識人は、はじめに理論があり、政治、社会、経済、心理の現実はそれに従って形成されると考える。
そういうこともある。
だが滅多にない。
理論が実践に先行することはない。
理論の役割は、すでに有効性を確認された実体を体系化することにある。
個を一般化し、教え学ぶことのできるもの、一般に適用できるものにすることにある。
実践が先、理論はあと
たとえ理論が正しくても、実戦で成果が出なければ何の意味もない
大学で教える50年前の理論を振りかざしてみたところで
実際の経営で役立たなければたわごとに過ぎない
中小企業の社長は大学の先生の話をありがたがって聞くが
その話は本当に実践できるものなのか?
それよりも、今日、自分の会社で本当に成果が出るための実践を優先すべきなのである