「目標の使用法」P・F・ドラッカー
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■「目標の使用法」P・F・ドラッカー
目標は絶対のものではない。方向づけである。
目標が意図の表明にすぎないのであれば価値はない。
目標は仕事に具体化しなければならない。
仕事には具体的な成果、期限、担当がある。
しかし、目標を拘束衣にしてはならない。
目標の使い方は、航空便の時刻表や飛行計画と同じである。
時刻表では午前九時ロサンゼルス発、午後五時ボストン着であっても、
ボストンが吹雪ならばピッツパーグに着陸して天気が収まるのを待つ。
飛行計画では高度三万フィート、デンバー経由であっても、
乱気流にあえば五〇〇〇フィート上昇し、ミネアポリス経由に変える。
目標は絶対のものではなく、方向を示すものである。
命令されるものではなく、自ら設定するものである。
未来を決めるものではなく、
未来をつくるために資源とエネルギーを動員するためのものである。
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目標を絶対視しすぎないことが大切です
目標があるからこそ、理想と現実のギャップがわかります
目標にだけ、こだわり過ぎて無理をし過ぎたり
不正を行うようなことがあっては本末転倒です
状況に応じていつでも変更可能なものです
目標とは方向性を示すもの
こちらの方に行こうとするもの
でも、具体的であるもの
自分で設定して、自分をコントロールし、自分自身で守ってゆくもの
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