リーダーは、勇気を持たなければなりません 稲盛和夫
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「職場のモラルを体現する」稲盛和夫
リーダーは、勇気、潔さを持たなければなりません。
言い換えるならば、リーダーは、決して卑怯であってはいけません。
集団のリーダーは、職場のモラルとルールを頭で理解するだけでなく、
体現した人でなければならないのです。
リーダーの卑怯な振る舞いは、不正な行為を容認することになり、
集団内に混乱を引き起こします。
また、部下の信頼と尊敬を失い、職場に欺瞞(ぎまん)とモラルの低下をもたらします。
出処進退を明確にして、あやまちがあれば、潔くそれを認め、集団や部下に詫びを入れ、
決していい逃れや、言い訳をしてはなりません。
リーダーの一挙手一投足を、部下が見ていることを忘れてはなりません。
自分が部下に望むことを、率先垂範、自らが実際に示してこそ、部下の追随があるのです。
リーダーの行為、態度、姿勢は、それが善であれ、悪であれ、本人一人にとどまらず、
集団全体に野火のように拡散することを胸に刻むべきです。
集団、それはリーダーを映す鏡なのです。
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リーダーは、勇気をもたなければならない
リーダーは、卑怯であってはならない
なぜなら、リーダーが卑怯だと部下の信頼を失うため
職場のモラルが下がる
リーダーは部下から一挙手一投足を見られている
職場はリーダーのこころの反映である
いい職場とはいいリーダーがいるところで
悪い職場とは悪いリーダーがいるところと言える
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