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経験則を重視する 学びの7段階 


「経験則を重視する」稲盛和夫

企業での技術開発やものづくりには経験則が不可欠です。理論だけではものはできません。


たとえばセラミックの場合、原料である粉体を混ぜて成型し、高温で焼けばでき上がるということは、勉強さえすれば誰でも理解できます。


ところが、粉体を混ぜるということがどういうことなのかは、実際に自分で手を染めて苦労してやってみないと決して分かりません。


液体や気体なら完全な混合ができますが、粉体はどこまで混ぜたら混ざったといえるのか、これは経験則でしかわからない世界です。


この経験則と理論がかみ合ってはじめて、すばらしい技術開発やものづくりができるのです。


「経験則を重視する」この文章、好きなんです


粉体を混ぜて成型し、焼けばでき上がるということは、勉強さえすれば誰でも理解できる
ところが、粉体を混ぜるということがどういうことなのかは、実際に自分で手を染めて苦労してやってみないと決して分からない


液体や気体なら完全な混合ができますが、粉体はどこまで混ぜたら混ざったといえるのか、これは経験則でしかわからない世界です、と稲盛さんは言います


ものすごく真理を突いている言葉なのではないかと思います

実際に、粉体を混ぜてセラミックをつくってもうまくいかない


何度やっても、ヒビが入って歩留まりが向上しない

「なぜだ?」と、その失敗を振り返り


何度も何度もやり方を変えて、

繰り返し作り直した映像が目に浮かびます


左手で字を書くのに似ている、と思いました

田んぼの田の字は、縦横に線を引くだけです


こうすればいい、とわかっている

でも、実際に書いてみないと上手く書けない


理屈ではわかっている、でも、やってみるとできない


字を書くのもそうですが、

仕事も同じ経営も同じような気がします


理論では、こうすればいいというものがある

しかし、実際に経営をしてみるとそうはいかない


粉体を混ぜればいいとわかってはいる

しかし、どこまで混ぜたら混ざったと言えるのか


これはやったことのある人しかわからない世界であると・・・


どこまで、どうやれば、いい経営になるのか?

毎日、繰り返し、繰り返し、改善を続ける


経験を積まなければ、わかるようにならない


毎日、左手で字を書いて上手になるのに、

3年や5年はかかるように


いい経営をするには、さらに長い時間、

5年や10年はかかるような気がしています


知る、わかる、レベルと、

行う、続ける、できる、レベルは全く違うものなのでしょう


戦略やフィロソフィ?

そんなもの知っているよ!と言う人に

まず一つ、やってみたらどうですか?と、

何度も何度も言う、でも、やらない・・・(笑)

どこか、ちょっと似ているような気がしています

やってみる経験を積まなければ、わかるようにならない

知る、わかる、行う、続ける、できる、教える、成長する

学びの7段階ですね