一流とは
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一流とは
一流とはその分野での第一等の地位、と辞書にあります
では、一流、一級、一等はどう違うのか?
「流」「級」「等」を辞書で引くと
「流」とは、品位や階層によって人間を派別に分けたもの
「級」とは、順序をつけて段別に分けて並べたもの
「等」とは竹簡の長さが等しく揃ったことが転じて、
同じものをそろえて他のものと区別した段階・順序の意味
さらに
「段」は技術についての等級
「階」は1級ずつ高さの揃った段のこと
ここから、「流」は品位を表し、「級」はただの順序付けと理解できます
例えば、英検一級といいますが、英検一流とは言わない
あの人は一流だといいますが、あの人は一級だとは言わない
つまり「流」という文字には、品位、品格がある
そして、一流には量と質があるといえそうです
例えば、一流の仕事をする人なら
仕事量は年間3000時間以上を10年以上やるとどこかに品が出てくる
また、一生のうちのどこかで年間5000時間くらいの圧倒的な仕事量をやる
朝から晩まで1年のうちに数日しか休まずに仕事をして
まさに修行僧のように魂を磨くようなプロセスです
その仕事の質は、いつもの普通の仕事を続けるレベルではなく
昨日と同じラクなことへ逃げずに、できないことへの挑戦を続けるレベルです
この質と量を通じて初めて一流と言われるレベルに達するのではないでしょうか?
その努力から生まれる品位、品格というものがありそうです
オリンピック選手や稲盛和夫氏のような本物の経営者がやっているレベルです
つまり、一流とは圧倒的な量と質の積を継続することによって生まれる品格をもつといえそうです