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創造する経営者　「企業の現実」についての仮説

１　成果や資源は、企業の内部にはない。いずれも企業の外部にある。

２　成果は、問題の解決ではなく、機会の開拓によって得られる。

３　成果をあげるには、資源を、問題ではなく、機会に投じなければならない。

４　成果は、単なる有能さではなく、市場におけるリーダーシップによってもたらされる。

５　いかなるリーダーシップも、うつろいやすく短命である。

６　既存のものは、古くなる。

７　既存のものは、資源を誤って配分されている。

８　業績のカギは集中である。

これらの仮説は、あくまでも仮説である。
事実に基づき、分析によって検証しなければならない。

当然、該当しない企業や事業もあろう。
しかし、これらの仮説は、自らの企業を理解するうえで必要な分析の基礎である。

それは、企業家的な三つの活動、すなわち、

今日の事業の業績をあげること、
潜在的な機会を発見し実現すること、
明日の事業を開拓すること

を行ううえで必要な分析のスタート地点である。

単純な小企業も、複雑な大企業と同じように、これらの仮説を理解しておかなければならない。

P・F・ドラッカー

業績のカギは集中である。
成果は、単なる有能さではなく、市場におけるリーダーシップによってもたらされる。

これがランチェスター戦略の思想と一致するところ
一点集中して市場シェアNO1になりリーダーシップをもつことが経営を有利にする