高血圧の原因
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高血圧の原因
高血圧の原因は90%以上わからないと言われています(厚生労働省ページより)
しかし、①遺伝要因 ②環境要因の2つが(わからないなりにも)あるといいます
また、高血圧の危険因子は、肥満、老化、ストレス、運動不足、喫煙など
原因がわからない高血圧への対処療法として以下があります
1.食塩を減らす
2.エネルギーをとりすぎない=肥満予防
3.栄養のバランスを考えて3食規則正しく食べる
4.動物性脂肪をひかえ、植物性脂肪を適量に
5.アルコール飲料は控えめに
誰もが同じ感想かと思いますが、
「アドバイスのようで、何のアドバイスにもなっていない」感じです
では、そもそも高血圧とはなにか?
2006年国民健康・栄養調査によれば、日本人では40〜74歳の人のうち
男性は約6割、女性は約4割が高血圧(140/90mmHg以上)(厚生労働省ページより)
しかし、この高血圧の定義に問題があるようです
●結論としては、【 150〜160/100 以上が高血圧 】と考えていいようです
1960年代には、「年齢数に90を加えた数字よりも低ければ、血圧は正常」高血圧とは最高血圧>年齢数+90
つまり、60歳なら150以上、70歳なら160以上
(1960年代の後半、日本中の医学部でもっとも広く使われていた教科書の1つ『内科診断学』より)
1970年代に入ると、世界保健機構(WHO)が、
最高血圧を160以上、最低血圧を95以上と規定したことから、日本でも160/95以上を高血圧となる
それが変化して血圧の正常値の規準は
1999年までは70才未満で95-160未満
2000年に60才未満85-130未満、70未満90-140未満 80才未満90-150未満、80才以上90-160未満
そして2004年には65才未満85-130 75才未満90-140 75才以上90-140
つまり2004年には75以上もすべての人が90-140未満が正常(140以上が高血圧)としてしまったようです
この変遷は「予防のために基準を上げておきましょうね」という考え方ととることができる
従って、結論としては、1970年代のWHOの基準をもとに
【 150〜160/100 以上が高血圧 】と考えていいようです
つまり、高血圧の原因は基準を上げたからです
従って、運動・栄養・休養をとる生活をすることであまり気にしない
のが対処法という方が多いようです
または、厚生労働省がお勧めする高血圧への対処療法を行なうこと