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なぜ、掃除をすると脳は鍛えらえるのか?

なぜ、掃除をすると脳は鍛えらえるのか?

●まず、教えて欲しい。あなたは一日どのくらい運動をしているのか?一日何歩あるいているのか?「大丈夫!万歩計つけてるから。今日は1万歩を越えている。」そう即答された、あなたは素晴らしい!現代人の平均は7500歩、6.5kmだそうだ。会社での地位があがり車での移動が増えたあなた。「地方都市だと車がないと動けないんだよね」と行き帰りの移動が全て車というあなた。退職して「毎日が日曜日」のあなた。運動してますか?

●最新の脳科学によると、定期的に運動をする人の方が、しない人よりも「ボケる」ことが少なくなるらしい。「運動したほうがいいなんてことはわかっているけど、仕事が忙しくてね〜、運動は週末のゴルフくらいかな・・」という人もいるだろう。・・がしかし、ウィークデイにバリバリ働いて、週末の早朝のゴルフで倒れる人もいる、と聞くとちょっとドキッとしたりもする。

●運動ができて頭のいい奴、というのが昔、クラスに一人くらいいたものだ。脳科学によると、脳の運動領域と思考をする領域には関連性があるので、そのことにも納得がいく。つまり、運動をすると、思考する脳の部分を刺激することになり、頭がよくなるらしいのだ。だから、ボケにくくなるということでもある。

●「で、どうするといいんだ、結局?」

と言われそうなので、一つの結論を言うと、【週3回30分】の運動なら効果が高く続けやすい。この30分は通常の心拍数を80/分としてその130%=100/分程度という。もちろん年齢によっても違うが、「気持ちのいい汗が出る」が一つの基準。

●「でも、面倒くさいんだよな、一人だとやる気も起きないし・・・」というのが人情かと思う。そこで、より具体的には【朝30分、散歩がてらの掃除】をお勧めしたい。私はこの10年ほど続けている。(毎日、必ずやってきた!とはいえないが)川崎市内の最寄りの駅まわりの掃除では地域NO1ではないかと、ひそかに自負している。

●自分の家から近くの駅まで、たばこの吸い殻だけを拾って歩く。具体的にどうするかというと、コンビニの袋を左手に持ち、右手には長さ40CMくらいのゴミばさみ(ホームセンターで248円で売っている)を持つ。駅まで700メートル、道の右側を歩き、右側のゴミだけを拾ってサッサか歩く。スッスと行って来いで約1.5キロ、3000歩、30分。これで毎回、ゴミ袋が一杯になるほどだ。週末など時間のある時は、調子づいてそのあとにタッタか30分のジョギングをする。すると1時間の運動になる。

●実は、これのいいところは、健康にいいことと、地域の人に喜んでもらえること、の2つ。ゴミを拾うとあいさつしてくれる人があらわれ、「ありがとう」と言ってくれる人があらわれる。人の幸せとは、人に感謝された時に生まれるもの。「社会貢献が会社の役割」などといって、駅前でタバコを捨てるくらいなら、一つでもゴミを拾うことの方が大切。ゴミを拾う人は捨てない、捨てる人は拾わないものだ。

●掃除をすると脳が鍛えられていると信じて掃除を続けている。目でゴミを追い、耳で後ろから来る自動車の音に気を配り、素早くサッとゴミばさみでゴミを拾う。視覚、聴覚、触覚がビュンビュンフル回転だ。そしてさらに、毎朝、日本中の駅前で掃除をする人が合計で1万人を越えたら、日本中がきれいになり、脳が鍛えられた人が多くなっているかもしれない。これで一石三鳥となる。

●追伸

川崎市にお住いのあなたへ、「川崎を美しくする会」に入りませんか?入会金無料、会則なし、ただ善き心と朝の30分の時間をそうじに使うだけの会。この小さな利他行で、私たちの心はつながります。

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