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傲慢と卑屈



【 部分痩せ したい部分が 大部分 】


つまり、全部じゃないか・・・と思う、坂上仁志(さかうえひとし)です


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■「眺めてみる」 松下幸之助


私が今から五十年前に商売を始めて以来、初めて広告宣伝をやろうとしたときです。
ナショナルランプを考案しまして、これを世間に出す。

それには第一に宣伝ですが、当時は資金は乏しいし、力もありませんから、
新聞に広告を出すということは並みたいていではなかったのです。

しかし、やりたいので、三行広告を出すことにした。
今でも三行広告はありますけれども、昔の三行というと今の倍の大きさがあったんです。

そこに、「買って安心、使って徳用、ナショナルランプ」
これだけの文句を書いて、三行広告をしたのです。

その三行広告をするにあたりまして、当時三行広告といえども、
私らにとっては大金を出すことになるわけですから、長い時間をかけて十分検討しました。

「買って安心、使って徳用、ナショナルランプ」
これだけの文句ですが、それで三日かかったのです。

なぜ三日もかかったかといいますと、その字の太さ、字と字の間隔、
また周囲から見て、字はどういうような感覚になるかということを考えぬいたからです。

寝間に入っても、その書いたものを新聞の上において眺めてみることもしましたが、
見るたびに、この間隔はもうちょっと空けたほうがいいな、
この字の太さは、もうちょっと太くしたほうがいいなと、そのつど変わってくる。

際限がありませんから、このくらいでやめようということで、結局三日費やしたわけであります。



■「組織の精神」 P・F・ドラッカー


組織の目的は凡人が非凡になれるようにすることである。

組織の精神とは、訓戒、説教、善意ではない。実践である。

第一に、組織の焦点は成果に合わせなければならない。組織の精神は目線の高さを必要とする。
第二に、組織の焦点は、問題ではなく機会に合わせなければならない。

第三に、異動、昇進、昇給、降級、解雇など人事の決定は、
    組織の信条と価値観に沿って行なわなければならない。

第四に、人事の決定は、真摯さこそ唯一の条件であり
    身につけていなければならない資質であることを示すものでなければならない。



■「経営は「継栄」 継続して栄えなければ意味がない」 宗次徳二


「栄枯盛衰」
この言葉は、経営者には特に胸をつく言葉ではないでしょうか。

過去に経営が好調であった会社や、今まさに厳しい局面にある会社においては、
なおさら感慨深いことでしょう。

10年、30年、50年と長きにわたり、会社が存続するということだけでも大変なことです。
ましてや「勝ち残る」となるとよほどのことです。

経営は油断大敵です。
いい時も気を抜かず、次にやってくるであろう予期せぬ厳しい事態に備えなければなりません。


経営していると、時には自分の店の思わぬ商品がブームになり、爆発的に売れたりします。

また、その現象と同時に社長自身が現場で必死になって働いている姿を
マスコミや第三者がとらえ、時代の寵児ともてはやし、
さらに業績が一気に伸びたりすることもあるでしょう。

そうした状況にあっても、経営者は気を抜かないことです。

かつてのあの好業績だった会社は、またあの話題を集めた社長は、
今ではどうなってしまったのでしょうか?

社業はじっくりと右肩上がりを続けることです。

「今期の業績目標は、前期を上回ること」

社長たるもの、常に気を抜かずトップリーダーとして、どこまでもひたすら超現場主義を貫くこと。

それにより小さく始まった会社が、右肩上がりを続け、
継続して栄え続け、やがては大きくもなるのです。

まさに「継栄」。これが一番です。



■「傲慢と卑屈」 森信三


そもそも私達が、一つの徳目を真に徹底的に履み行わんがためには、
結局根本において、人格の転換を必要とすると言えましょう。

たとえば人が倣慢に振舞うということは、畢竟するに、
その人が調子に乗っているということであり、

したがってそれは、一見いかにもえらそうにしていながら、
実は人間のお目出たい何よりの証拠であります。

つまり自分のそうした態度が、心ある人から見られて、
いかに滑稽であるかいうことに気付かない愚かさであります。

同時にまた卑屈ということは、一面からは、その人間のずるさの証拠とも言えましょう。
何となれば、人間は卑屈の裏には、必ず功利打算の念が潜んでいると言ってよいからです。

たとえば卑屈というのは、実際にはそれほど尊敬もしていない相手に対して、
功利打算の念から、いかにも尊敬しているかのごとく振舞うことだからであります。

これ人間のずるさでなくして何でしょう。



*畢竟(ひっきょう)=つまるところ、結論としては


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■一流になるために


三行の広告に3日を費やすほど、仕事に思いを込めているか?

人事の決定に「えこひいき」はないか?

社業はじっくりと右肩上がりを続けているか?



■今日、一つだけ、1分だけやってみよう!


自分は「傲慢ではないか?卑屈ではないか?」と自問してみよう!



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■弱者のルール


弱者は局地戦で戦う、
戦場を広げない、

半径30分がめやす、
大都市に出ない


■コンパのルール 2


仕事の話をする どうでもいいテレビの話などしない

自分自身の歴史、価値観を語る、自己開示はOK

自慢話をするな、弱みをさらけ出せ



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■おわりに


年1回のゴルフを90台で回る方法

ゴルフをやらない人には、どうでもいいことなのですが
ゴルフをする人にとっては100を切るのは一つの目標です

先日、あるお客様に100を切るコツの一つをお伝えしました


そのコツとは、ゴルフクラブをたくさん使わないことです
まず、ドライバーを使わないこと

13本あるクラブのうち、使うクラブを絞り込むのです
たとえば、5番、7番、PW、SW、パターだけで回る

毎回、同じクラブを使うことでそのクラブに慣れて上手になる
ランチェスター戦略の一点集中です

ここ数年、私はティーショットを5番アイアンで打ってきました
私とまわったことのある方はご存知のはずです(笑)


そして、実際に、年1回のゴルフを90台で回っています
実際にやったことのあること、成果が出たことを人に伝える

これは、ゴルフでもコンサルティングでも同じです

やったこともないことを、知ったかぶりして話す
どこかのだれかさんのようになりたくないからです


年1回のゴルフを90台で回る方法について

ここではお伝えしきれないコツが他にもたくさんあります
ご興味のある方がいらっしゃればご連絡ください

コツをつかめば100%上手になります!
保証します!!

実際に、ゴルフの未経験者だったのに、たった1時間の練習で
100ヤードがまっすぐ飛ぶようになった人がいます

ね、Oさん!


始めてコースを回るので「あ〜、どうしよう・・・」
と思っていたモヤモヤがうそのように晴れて

モチベーションが上がりまくっているようですから(笑)
がんばってください


やっぱり、うまくなること、成長することが大切です
結果が出なければダメなんだと、改めて思う出来事でした

また、一方で、たとえ同じ人でもキチンと教えてもらわなければ
しなくてもいい苦労をして時間を大いに無駄にする、とも思いました

ゴルフも経営も同じですね



よきことを思い
よきことをして

よきことがありますように!!


では、また!

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