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「言い訳はいっさい聞かない」 松下幸之助

 言い訳は 「妖怪のせい」 「ありのまま」 】

どいつも、こいつも、まったく・・・と思う、坂上仁志(さかうえひとし)です

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■「言い訳はいっさい聞かない」 松下幸之助

私は常に会社におりましても、“会社の経営の良否というものは社長一人の責任である”。

こういうことを社内で言っておるのであります。


それと同じように、部の責任は部長一人の責任である、また、課の責任は課長一人の責任である、こういうふうに私は常に言っておるのであります。
たとえば、課の成績があがらない、という場合があります。それに対しては、まあ、いろいろな理由がありましょう。


どうも自分の課員はもうひとつうまくいかない、というようなことを課の成績に関連して言ったりいたします。

そういう場合、私は、「君、それはけしからんことを言うじゃないか。

課の責任は君一人の力だよ。

かりに部下に悪い者があるから成績があがらないというのであれば、その部下を返す。
どうもあれは適性がないから他に使ってもらいたい、ということはいくらでも会社に言うことができるんだ。

それを言わずして、べんべんと使っているということは、やはり君の責任じゃないか。


だから部下が悪いとか、何々に原因があるとかいう言い訳はいっさい聞かない。これはぼく自身がそう思ってるんだ。
ぼくが会社の社長としてうまくいかないという場合に、どうもうちの社員が具合が悪いからとか、何々に原因があったから、というようなことで、ぼくは言い訳する意思は全然ないんだ。


それを同じように君に対しても要求したいんだよ」こういうような話をしてきております。


■「厳しい課題を課す」 稲盛和夫

「板子一枚下は地獄」という言葉があります。
創業まもない企業の社員というのは、このような言葉で表されるような、明日の保証がない、危機的状況の中で懸命に働いていたはずです。


ところが会社が発展し、豊かな状態しか知らない、新しい世代が増えてくるにつれ、社員の働く姿勢、意欲が変質してしまいます。
それも当然かもしれません。鋼鉄製の船に乗った人に、「板子一枚下は地獄」の気分になれと言っても難しいと思います。


危機的な状況の中では、周囲の環境が怠惰を許さず、必死にならざるを得なかったのですが、設備もあり、資金もあり、という豊かで恵まれた環境で、ベンチャー精神を鼓舞して、新しい事業を起こすことは、精神的にはるかに過酷なことだと思います。


それでも、果敢にチャレンジするためには、環境に甘えることなく、自分を極限にまで追い込める精神力が必要です。
精神的に自分自身を追い込める人、つまり楽な方向へ流れようとする自分に、厳しい課題を課すことのできる真摯な人間性を持ち、真剣に自分の仕事で悩む人でなければ、この豊かな時代に、新たな活路を開くことはできないと思います。



■「不況と自社の業績は関係なく言い訳にはならない」 宗次徳二

バブル景気が崩壊後、はや20年が経過しました。政府の発表する数値とは関係なく、肌で感じる景況感は厳しいままです。
一体この先日本経済はどうなっていくのか、予測不能の状況です。


ただ、幸い(?)なことに、自分の経営している会社、店舗はグローバル企業でもなければ、巨大企業でもないのですから、日頃からまじめに誠実な商売、経営をしていれば、お客様に見放されることはないのです。


これはまさに中小零細経営の強みです。長引く景気低迷のせいとか、消費動向の変化によるというような言い訳は、一切通用しません。
こうしたことを理由にすること自体恥ずかしいことです。もし業績不振であるならば、それはすべて社長の責任なのです。


社員を鼓舞できず、的確な手も打てず、業績を悪化させた責任は重大です。

中小零細経営は、長引く景気低迷も消費不況も関係なく、社長の超率先垂範、超現場主義、超お客様第一主義をこだわり貫くことです。


つまり、忘れかけていた創業の頃のあの経営姿勢を蘇らせればよいのです。

早く景気が回復してくれと、他力本願では不況のたびに大変になります。


少なくとも年商数億円、数十億円規模の会社であれば、まじめで誠実な経営姿勢が一番の自慢と言える経営者であってください。



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■一流になるために

あの人のせいだなどと、言い訳をしていないか?
楽な方向へ流れようとする自分に勝とうとしているか?
業績が悪いのを景気のせいにしていないか?

■今日、一つだけ、1分だけやってみよう!

言い訳は 「妖怪のせい」 「ありのまま」 にしない


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■富の集中ランキング

所得上位10%の人口の資産が、国の総資産に占める割合
1位= ロシア  84%2位= トルコ  77%3位= 香港   77%

一方、富の分配が最も進んでいる国家は
1位= ベルギー 47%2位= 日本   48%


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■弱者のルール

弱者は一騎討ちをする、
一人ひとり丁寧に対応する、
皆さんと言わずにあなたという。


■コンパルール5

過去ばかり語るな、未来を語れ
子どもは過去を話さない、年寄りは未来を話さない
どちらの時間に生きるのか


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■おわりに

私の著書「経営理念の考え方・つくり方」でご紹介させて頂いた
牛タン「ねぎし」の根岸社長がカンブリア宮殿で5月28日(木)に出演されます
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/next/

きっと、この1週間は売り上げが倍になるんでしょうね!売り切れにならないように、がんばってください!


むかし、「フルマラソン」を走るための本を5冊くらい読みましたでも、ちっとも走れるようになりませんでした
理由は簡単ですあまり走らなかったからです
「妖怪のせい」 ではありません(笑)

最近、「テニス」の本を10冊は読みました「テニス」は上手になっています
理由は、やっているからですそれも、楽しんで!
ここのところ(土)(日)の「テニス」が楽しみになってきています
目標は、「3年後に市大会で1位!」
言うのはタダですから、好きに言わせてください(笑)なんでも、NO1を目指すことは大切です
これこそがランチェスター戦略!でも、ず〜っと「3年後」って言い続けてたりして・・・(笑)


よきことを思いよきことをして
よきことがありますように!!

では、また!


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