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「私のためでなく、公のために人を使う」 松下幸之助


【 休みたい 理由がなくて 出社する  】

「しかたね〜な〜」という独り言が聞こえてきそうな、坂上仁志(さかうえひとし)です

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■「私のためでなく、公のために人を使う」 松下幸之助

かりに八百屋さんが店員さんを一人雇ったとする。それは、そこの主人が楽をしようというような自分の都合であってはならない。
お客さんが多くて、お店がたてこんでくる。一人では手がまわらなくて、お客さんを待たせることになる。


それでそういうことのないように店員さんに手伝ってもらう。たくさん買って持ちきれないような場合には配達することもできる。
つまり、店員さんを使うことによって、お客さんにも必要なサービスができ満足してもらえる。それが結果としてはお店の繁栄にも結びつく。そういうことで、人を使うわけである。


そのことは、多くの人を使っている大企業でも同じことである。何万人もの人が働いているような大企業の中にはいろいろさまざまな職種がある。
けれども、そのどれをとっても、一つとして私の仕事はない。みな、その企業が事業を通じて社会に貢献していくために必要なものである。


その必要な仕事をやってもらうために人を雇い人を使っているわけである。だから形の上では、経営者が人を雇い、上司が部下を使っているようであっても、
実際は、企業としての公の使命を達成していくために、それぞれに必要な仕事を分担しているということになる。


ただ、それを全体としてよりスムーズに運営していくために、形の上で、使う立場、使われる立場ということになるにすぎない。
あくまで私のためでなく、公のために人を使うのである。そのように、人を使うのは私のためではない、いわば公事であると考えれば、
そこに一つの信念が生まれてくると思う。


■「組織を問い直す」 稲盛和夫

会社経営において、こういう組織がなければならないという発想は私にはありません。
たいていの経営者は、組織論であるとか、人事管理論の知識があるために、「こういう組織がいるものだ」と考えがちです。


あるいは過去に遭遇した事象、経験をベースに、組織を設けるケースが一般的ではないかと思います。それが、無駄な組織を生むのです。
私は、現在会社が存在するために、そして今会社を効率的に運営していくために必要なものが組織であると考えています。


そしてこの考えに基づいた組織をその都度つくり、この機能を果たすために必要かつ最小の人員をその都度配するのです。
組織があって経営が成り立つのではありません。経営を行うために必要な組織は何かという視点から考えるのです。


私は会社をつくったとき、経営の経験はありませんでした。また、経営についての常識や知識も持ち合わせませんでした。
そのため、既成概念の問い直しから出発していかざるを得ませんでした。ものの道理とはどういうことか、ものの本質とはどういうことか、ということを基準にして、
経営を進めていくことが必要です。


■「クレームは宝の山 発生したらしめたと思え」 宗次徳二

商売、取引を通じてクレーム、苦情をなくしたいと誰もが思っています。社長ならば、なおさらです。
日頃からクレームを発生させないように対策を立て、社員教育に力を入れているのですが、それらは一時的に減ることはあっても、クレームの種は尽きません。今後もエンドレスです。


しかし、ものは考えようです。クレームはお客様に多大な迷惑をかけ、解決のためにはそれなりのコストが掛かりますが、ない方がいいクレームであっても、一つとして無駄なクレームはありません。


クレームは、担当者や部門、社長を鍛えてくれます。結果として、会社も本来の理念通りの経営に近づいていくのです。
クレームが発生したら、お客様には誠心誠意、心を尽くします。実に多くのクレームが発生しても、解決しないクレームは何一つありません。


お客様にこちら側の誠意が伝われば、かえってこちらの考えや思いを理解していただけます。そこには信頼が生まれ、熱烈なファンにさえなってくれます。
まさにクレームこそ私たちを強くしてくれるのです。明日の発展につながっていきます。


「禍を転じて福と為す」なのです。
同じ過ちを繰り返さないように、お客様への心からのおわびの気持ちを、社長をはじめ全社員が深く心に刻むことが大切なのです。


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■一流になるために

私のためでなく、公のために人を使っているか?
なんとなく作った無駄な組織はないか?
クレームを大切にしているか?隠していないか?


■今日、一つだけ、1分だけやってみよう!

1日に1つのクレームもない、ということはないはず!
お客様のクレームに耳を傾けてみよう!


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■弱者のルール

弱者は特定の強い商品で戦う、そうすれば強者にも勝てる。

■コンパルール8

怒るな、叱れ
怒るとは自分の感情に任せている状態、
叱るとは冷静に是々非々を伝える状態、
いいものはいい、悪いものは悪いと


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■おわりに

スタン・ワウリンカ、全仏オープン優勝おめでとうございます!!全豪に次ぐ2度目のグランドスラム優勝で世界ランク4位になるとのこと


ワウリンカにとっては素晴らしいチャンスを手にした1勝です全仏が始まる前に、ジョコビッチの優勝を宣言しましたが外れました
失礼いたしました m(__)m


当然、ジョコビッチが勝つと思っていましたが、男子シングルス8人目のキャリア・グランドスラム達成にプレッシャーがあったようです(全豪、全仏、全英、全米)
我々が知っているキャリア・グランドスラム達成者は、アガシ、フェデラー、ナダルくらいでしょうか?

参考までに下記のテニスNO1プレーヤーの3冊はどれも私のお気に入りです世界一、それも超一流の人の本を読むのが好きなんです
特にジョコビッチの本は◎!

ただの食事の本ではなく、ジョコビッチのフィロソフィが語られています

また、「グルテンフリー」をご存じない方は読んでみてください人生観が変わります

ジョコビッチの生まれ変わる食事http://tinyurl.com/poxjusx

ラファエル・ナダル 自伝http://tinyurl.com/owy39h8

OPEN―アンドレ・アガシの自叙伝http://tinyurl.com/opffkwr


よきことを思いよきことをして
よきことがありますように!!

では、また!

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