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「イノベーションの意外性」P・F・ドラッカー


■「イノベーションの意外性」P・F・ドラッカー


ベンチャーが成功するのは、多くの場合、思いもしなかった市場において、
思いもしなかった顧客が、思いもしなかった目的のために買ってくれることによる。

この事実を認識し、予期せぬ市場を利用できるよう自らを組織しておかないかぎり、
すなわち、あくまでも市場志向、市場中心でないかぎり、

ベンチャーは競争相手のために機会をつくっただけに終わる。

ベンチャーは、自らの製品やサービスが、思いもしなかった市場において、
思いもしなかった使われ方のために、

思いもしなかった顧客によって買われるとの前提でスタートしなければならない。

市場志向でなければ、生み出すものは競争相手のための市場となる。



■「たったひとりのために尽くせる人に」鍵山秀三郎


作家で医師のハンス・カロッサが書いた本の一節、
「ただひとりの人に正しいことをするより、幾千の人たちのことを心配することのほうが楽なのです」。

この文章を読んで、私は大変感銘を受けました。
よくテレビで放映される映像として、恵まれない国の人たちが飢え苦しんでいる姿を目にすることがあります。

子供に母乳を飲ませたくても、栄養失調で満足に与えられない母親。
骸骨のようにやせ細っている子供。

そういう光景を自にした誰もが
「ああ、かわいそうだなあ。こういうことではいけないなあ」と、気の毒に思うはずです。

しかし、思うだけなら、たとえ相手が何百万人いようが、誰にでも簡単にできることです。
ところが、そのなかのたったひとりでも、実際に救うとなるとなかなかできることではありません。


表舞台で脚光を浴びている人のなかに、こういう無責任な傍観者があまりにも多いのは嘆かわしいことです。
果たして、その人たちが本当に世の中をよくしているのか。

カロッサが指摘するように、「ただひとりの人に正しいことをする」ことから、具体的に始めることだと思います。
常々、実践の大切さを口にしながら、まだまだ実践に値しない自分を恥じ入るばかりです。



■「2割の人財で店も会社も成長する」宗次徳二


経営者の悩みは、尽きることがありません。
その最たるものが人・物・金の一つ「人」(人材)です。

昨今では、超買い手市場となり採用は随分と楽になりましたが、問題はその質です。
一体どう教育したら仕事のことを理解してくれ、成長してくれるのだろうかと、常に頭を抱える問題です。

もっとも企業として採用もさほど難なくでき、その上社員各自が順調に能力を向上させ、
業績にも貢献してくれるならば、誰が社長をしてもうまくいくでしょうが、現実はそう甘くはありません。

社長が期待したほど、中々成長してくれないような社員も、
社長が経営に懸ける本気度によって成長度合いが違ってきます。


社長が率先垂範しているか、していないか、
現場主義に徹しているか、していないかということから、大いに違いが出てくるのです。

仮に社員を ABC分析したとします。

社長が本気に経営をした場合、Aランクの人財(材)は20%。
そして給料分だけは責任を持ち、仕事をする人在(材)が60%。

残り20%は人罪(材)です。
俗に言う 2対6対 2の法則通りです。

経営者としては高望みしたいでしょうが、20%の人財(材)がいれば、
会社はわずかでも着実に右肩上がりするものです。



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■一流になるために


思いもしなかった成功を見過ごしていないか?

目の前の人に尽くしているか?

20%の人財(材)を大切にしているか?



■今日、一つだけ、1分だけやってみよう!


相談に来たメンバーの話を全力で集中して聞いてみよう!!



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