「成果をあげる人は行なうべきことを行なっている。」P・F・ドラッカー
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【 うっかりと 好きだといって うん十年 】
しまった〜!と思っても、もう遅いと思う、さかうえひとしです
後悔先に立たずです
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■「気の毒」松下幸之助
昔の日本に「頭回らなければ尾も回らん」という言葉があるんですよ。
だから百人の人を緊張させて、大いに成果をあげようと思えば、あなたの活動をはたの人が見て“気の毒な”というようにならんといかんでしょうな。
うちの社長はもう一所懸命にやっている、“もう気の毒や”という感じが社員のあいだに起これば、全部が一致団結して働くでしょう。
けど、そうでないかぎりは、あなたの活動の程度にみな働くでしょう。(笑)
私はそう思いますね。人間というのはそんなものです。
だから決してぼろいことはないわけですね。自分はタバコくわえて遊んでいて、「働け」と言うたって、そら働きよらんですよ。(笑)
私はそう考えてやってきました。
■「ガラス張りで経営する」稲盛和夫
京セラでは、信頼関係をベースとして経営が行われています。
そこでは、経理面をはじめ、すべてのことがオープンになっており、何ら疑いをさしはさむ余地のないシステムが構築されています。
その一つの例として、〔時間当り採算制度〕では全部門の経営成績が全社員に公開されています。
自分たちのアメーバの利益がいくらで、その内容はどうなのかが誰にでも容易に理解できるようになっています。
一方、私たち一人一人も同じように心をひらき、オープンに仕事をすることを求められています。このように社内がガラス張りであることによって、私たちは全力で仕事に取り組むことができるのです。
■「掃除をする姿」鍵山秀三郎
ホウキの持ち方、使い方、動かし方を見ただけで、その人の平素の仕事ぶりがわかるような気がします。
同じ道具を使って掃除をしているにもかかわらず、その違いは千差万別。
その人の思いの深さ、純粋さ、ひたむきさ等、それぞれの違いが動作に表れてきます。
そしてその累積が、その人の一生を決めていくのではないかと思います。
■「成果をあげる人は行なうべきことを行なっている。」P・F・ドラッカー
成果をあげる人は、能力、関心、知識、気性、性格、仕事の方法において多様である。
あらゆることにおいて千差万別である。共通点は、行なうべきことを行なっているだけである。
成果をあげるために身につけておくべき習慣的な能力は五つある。
第一に、自分の時聞が何にとられているかを知ることである。残されたわずかな時間を体系的に管理することである。
第二に、外の世界に対する貢献に焦点を合わせることである。
第三に、強みを基盤にすることである。自らの強みと人の強みを基盤にすることである。
第四に、優れた仕事が際立った成果をあげる領域に力を集中することである。優先順位を守るよう自らを強制することである。
第五に、成果をあげるよう意思決定を行なうことである。
これらは、つまるところ習慣の問題である。
いかに聡明、勤勉、創造的、博識であろうと、これら五つの習慣的な能力に欠けるならば成果をあげることはできない。
■市場占拠率の目安は73・9%、41・7%、26・1%の3パターン
このランチェスター戦略方程式から市場占拠率が導きだされます。その中で、ポイントとなる3つの数字がこれです。
1. 73・9%=上限目標値=圧倒的NO1、2位が逆転不可能なシェア
2. 41・7%=安定目標値=ほぼ一人勝ち、ホンモノのNO1の目標値
3. 26・1%=下限目標値=強者の最低条件、当面のNO1目標値
この3つの数字を正確に覚えるのは大変なので、カンタンに覚える方法があります。
それは、①が3/4の約75%、②が40%、③が1/4の25%と大ざっぱに覚えることです。
イメージでいうと、①が時計の3時、②が時計の5時、③が時計の9時となります。
つまり、シェアを円グラフで書くと、はじめの目標は時計の3時=25%、次の目標が時計の5時=40%、最後の目標が時計の9時=75%と覚えておいてください。
まずは、小さな市場、小さな商品など小さなところから積み上げていってください。
「ランチェスターNo.1理論」坂上仁志(さかうえひとし)著より
http://tinyurl.com/nz8o4jy
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■一流になるために
部下に気の毒と思われるほどに仕事をしているか?
会社の数字はガラス張りでオープンになっているか?
ひたむきに毎日を送っているか?
やるべきことをやっているか?
■今日、一つだけ、1分だけやってみよう!
ただただ、ひたむきに、純粋に、掃除をしてみよう!
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■「経営には哲学(フィロソフィ)が必要である」稲盛和夫
いい人が
いいことばを
いい思いで学ぶので
いい場になる
いい人がいる、いい場に行くことで人生が変わり始めます
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■おわりに
先日ある創業経営者Kさん(40代、社員数140名)と話した時
「新潟にいる80過ぎの父が一人暮らしで・・・」とのこと
お母さんが数年前に他界したそうで、田舎町で一人で暮らしています
一人暮らしは大変だろうと、東京に呼ぼうとしても
「いや、行かない」とのことでどうしたものかと・・・
そこで、私の勝手な意見を申し上げました(笑)
「会社の人に事情を言って、月に1回、週末の(金)17時に退社する18時に子どもを連れて家族3人で車を借りて
(金)(土)(日)と2泊3日で新潟に泊まりに行ったらどうか?」と
毎月、国内外に出張に行っているんだから月に1回、新潟に出張があると思えば何でもない
おじいちゃんは孫と遊べてうれしいし、孫も田舎を体験できて、さらにおじいちゃんとの思い出にもなる
仮に、毎月1回、1年で12回、変な話だけども5年間やったとしても60回
1回の費用が5万円としても5万×60=300万円使うと決めちゃえばたとえお父さんが死んだとしても悔いが残らないんじゃないだろうかと・・・
多くの場合は、「何かしなきゃ」と言いながら、何もせず死んだときに、「ああ、あれをやっておけばよかった・・・」と思うもの
60回も孫と一緒に会っていれば悔いはないだろうと仮に毎月いけなくても2か月に1回でも、死ぬまでに30回は一緒に週末を過ごせる
人の死を見せるのが年寄りの役目であり死んでゆく姿を見るのが子供にとっての役割でもある
というようなことを話しました
「わかりました、やってみます」と納得はしてもらいましたが、ご本人がそれをするかどうかはわかりません
しかし、月に1回やろうと思えば、できないことではないはずです両親はいつまでも生きていることはありません
必ず、死にます
わたしは20代で父を、30才になってすぐに母を亡くしました
親不孝だった自分を恥じるとともに、もう親孝行ができないと今更ながら後悔をしています
せっかく親が生きているのですから、月に1回、ほんのちょっとだけ頑張って親孝行をしてみてほしいと思います
親孝行はできるときにやっておくしかないようですきっと、ばちは当たらないはずです
よきことを思いよきことをして
よきことがありますように!!