「ライバル対策の値下げは愚の骨頂」宗次徳二
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【 肝心な ことはパートに よく聞いて 】
「・・・ったく、社員はたよりになんね〜な〜」
という声が聞こえてきそうな、坂上仁志(さかうえひとし)です
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■「複写ハガキの力」鍵山秀三郎
掃除と同じくらい、徹底して続けてきたのが複写ハガキです。
複写ハガキを始めるきっかけになったのは、ハガキの練達者・坂田道信先生とのご縁です。
平成四年から書き始めて平成十八年五月現在、私の出したハガキが三万九千五百通を超えました。
ハガキを書くのに使用したボールペンの芯も、片手でつかみきれないほどの数になりました。
人から見たら、何の価値もない使用済みの芯ですが、私にとりましては何ものにも代えがたい宝物になっています。
私がハガキを書かせていただく心は、感謝の気持ちです。
いただいたご縁に、ただひたすら感謝の念を込めてペンを認(したた)めています。
ハガキの活用は、よいご縁をつないでいくために、大きな力になりました。
いまさらながらこの小さな紙一枚の力の大きさに驚いています。
私が複写ハガキを書くとき、心がけていることを三つ紹介します。
①たとえ下手な字であっても、続け字にせず、一宇一字丁寧に楷書で書く
②表書きの住所、氏名は筆字で書く。
③郵便番号はボールペンで書く。
ハガキの楽しみは、何回も読み返すことができることです。
人からいただいたハガキがうれしいように、私の出すハガキも人を喜ばすことができれば、こんな幸せなことはありません。
■「半切れのパンでもないよりはまし。」P・F・ドラッカー
何が受け入れられやすいかでなく、何が正しいかからスタートしなければならない。誰が正しいかなどは論外である。
そもそも何が正しいかを知らなければ、正しい妥協と間違った妥協の区別がつかない。妥協には二種類ある。
一つは古い諺の「半切れのパンでも、ないよりはまし」であり、もう一つはソロモン王の裁きの「半分の赤ん坊は奪われるよりも悪い」である。
前者では、半分は目的を満足させる。パンの目的は食用であり、手にした半切れのパンは食用となる。
だが後者では、半分は目的を満足させない。それは命あるものとしての子供の半分ではない。
死骸の半分にすぎない。
■「ライバル対策の値下げは愚の骨頂」宗次徳二
昨今、料金ゼロ円の無料キャンペーン等がやたらと目に付くようになりました。
タダほど高いものはないのかあるのか、私にはわかりませんが、タダのままでは商売にはなりません。
そこには当然からくりがあるのでしょう。
また、売価があまりに低いために、生産者は幾らで出荷し、店や会社は幾らの利益を得ているのだろうかと余計な心配をしてしまいます。
「他店より高ければ、当店の売価を下げます」という商法にも、私は思わず笑ってしまいます。
飲食店の生き残り戦争も激しく、最近では、お酒飲み放題 980円、一品 250円均一居酒屋、牛丼チェーン3社による 250〜280円牛丼などの体力消耗戦が展開されています。
これらは企業、社員、取引先にとって、過酷過ぎるのではと思ってしまいます。
そして、安いが一番のお客様を含めて行き着く先に、幸せになる人がいるのだろうかとさえ思ってしまうのです。
安売り競争は、どう見ても競合店対策、ライバルつぶしとしか思えません。
もし、競合店のない所でも続けるのであれば、立派な安売り哲学と言えるでしょう。
経営はライバルを意識するのでなく、常にお客様の方を向いた経営を、真心込めてやり続けることだと確信しています。
■「何のために」と問うことが大切
「経営理念の考え方・つくり方」坂上仁志(さかうえひとし)著より
「何のために経営理念を知りたいのか?」
「何のために経営をしているのか?」
「何のために働いているのか?」
「何のために生きているのか?」
経営理念を考えていくと、こういった事柄に突き当たります。
ここを避けて通れなくなるのです。
ということは結局、他人が決めることでもなければ、これが絶対に正しくて、これが絶対に間違っているというものでもないのです。
そして、最後は自分自身で決めなければならないものなのです。
「ちょっと人に聞いて、簡単に答えを出す」というものではありません。
受験勉強のようにある正解が決まっていて、それを覚えさえすればいいというものではないのです。
絶対の答えがない世界で、自分で自分の答えを見つける世界です。
何か人の人生に似ています。
したがって、本書の中では答えに近づくヒントをお伝えすることはできますが、「絶対にこれが100%正しい!」という経営理念についての回答はあまり期待しないでください。
あなた自身で答えを出さなければならないところが、たくさん出てくるのです。しかし、安心してください。
過去に調べた1600社以上の経営理念を参考に、良い会社の良い経営理念についての良い情報をお伝えできると自負しています。
良い情報に触れながら、あなた自身で答えを出すという姿勢で、これから本を読み進んでくださいそのときのヒントは「何のために」です。
つまり、その目的であり、動機に気をつけることです。
理由の理由を探すことです。
このことを、ぜひ忘れないでいてください。
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■一流になるために
お客様にお礼のはがきを書いているか?
何が正しいかからスタートしているか?
ライバル対策の値下げを安易にしていないか?
■今日、一つだけ、やってみよう!
「何のために働いているのか?」をもう一度、考えてみよう!
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■おわりに
「さだまさし」さんは、ソロ・コンサート通算4000回でNO1、日本一だそうです
「さだまさし?別に興味ない」、という私でしたが、NO1なので興味を持ちました
NO1になるにはNO1になる理由や努力があるはずだからです
ヒット曲は皆さんご存知の通り、「精霊流し」「雨やどり」「関白宣言」「北の国から」など多数
小説家『解夏』『眉山』も書き、テレビドラマや映画にもなり、CMにも出ている
レコード大賞もとり、紅白歌合戦にも19回出場と素晴らしい実績
さらに、それ以上に「話しが面白い」のが有名らしくお笑い芸人の間でも「さだまさし」に学べとのこと
ならばと、「さだのはなし」を読んだところ、これが面白い!
なるほどね!これなら、人気でるな〜、と感心した9月でした(笑)