「意思決定においては意見の対立がなければならない。」P・F・ドラッカー
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【 客よりも 上司を立てる 大会社 】
官庁の方だけ向いて仕事をしている人を知っている、坂上仁志(さかうえひとし)です
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■【24節気】
寒露(かんろ) =10月8日 露が冷気によって凍りそうになる頃、菊が咲き、コオロギがなく
中国では「菊」は不老長寿の薬効があるとされ
陰暦9月9日「重陽の節句」には菊酒で長寿を願う風習となります
菊は「皇室の紋章」、日本の国花(桜も国花です)
「秋の七草」
「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびおり)かき数うれば
七種(ななくさ)の花 萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花」
(山上憶良/万葉集)
http://www.hana300.com/aki777.html
■【教育勅語の十二の徳目】10月 公益(こうえき)世務(せいむ)
広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう!
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■「ひと言の愚痴をいうこともなく」鍵山秀三郎
私たちは環境に左右されて、一喜一憂します。
こうした相対差の世界で生きていますと、悩みや苦しみはいつまでも絶えません。
「相対差」ではなく「絶対差」。
環境に左右されない世界。
この世界で生きることが唯一、悩みや苦しみから解き放たれる生き方です。
私はその生き方を、両親の背中を見ながら学びました。
私の両親は、恵まれない生い立ちから上京し、営々と努力を重ねた末、
ようやく人並みの生活を送ることができるようになりました。
ところが、昭和二十年三月十日の東京大空襲によって、築き上げた生活基盤をすべて失ったのです。
行く当てもなく、岐阜県山奥での疎開生活を余儀なくされました。
父はそこで、農家の人が見放した荒れ放題の畑を借りて農作業に従事。
そのかたわら、子供の小遣い銭のようなわずかな日当で日雇いの仕事にも就いていました。
一方、母は、近隣農家の手伝い。
過酷な重労働に一日中従事して、手にする母の報酬はわずかにお米一升。
さすがに、両親も愚痴をこぼしたくなるような心境だったと思います。
しかし、私たち五人の子供は、両親の愚痴を一度も聞いたことがありません。
厳しい生活環境だったにもかかわらず、両親の生活態度にはうろたえたところがありませんでした。
ひと言の愚痴をいうこともなく、与えられた環境のなかで生き抜いていた
両親の姿がいまでもまぶたから離れません。
■「意思決定においては意見の対立がなければならない。」P・F・ドラッカー
マネジメント上の意思決定は、全会一致によって行なえるようなものではない。
対立する見解が衝突し、異なる視点が対話し、
いくつかの判断からの選択があって、はじめて行なうことができる。
意思決定の原則とは、意見の対立がないときには決定を行なわないことである。
GMのスローンは、「では全員の意見が一致していると考えてよいか」と聞き、異論が出ないときには、
「では、意見の対立を生み出し、問題の意味について理解を深めるための時聞が必要と思われるので、
次回また検討することにしたい」といった。
意見の対立を促すのには三つの理由がある。
第一に、組織の囚人になることを防ぐことである。
必ず誰かが何かを求めている。
第二に、代案を手にすることである。
いかに熟慮しようとも、代案なしでは決定は賭けに終わる。
第三に、想像力を引き出すことである。
■「金品のサービスをすると心のサービスが二の次になる」宗次徳二
物が売れない、節約志向の現在、売る側もあの手この手で何とかしようと、
必死になっている様子が手に取るように伝わってきます。
しかし、ほとんどがお客様に喜んでいただくためではなく、
ライバル競合店に負けないためだけとしか思えないような、むちゃな値引きをしたりしています。
出血サービスの価格設定や、人件費その他経費の極限カットと
取引先に対する情け容赦ない仕入価格の交渉により、
薄利多売をしなければ、売上げを、さらには利益を維持できないと考えているのです。
人件費が削られたことによって、現場の作業、運営は当然混乱し、
従事者は疲労困憊し笑顔どころではありませんし、最低限の日常業務もおろそかになります。
数年前のことですが、今、日の出の勢いのように見える某飲食チェーン店に明け方、入店した時のことです。
その店の店員さんが客席カウンターに座り、完全に寝入っていたのです。
肩を揺すって起こすと、何とか目は覚ましましたが、黙ったまま厨房に入って行きました。
私はあきれ果てて、食事もせずに店を出てしまいました。
そのチェーンは強盗被害に遭ったりなど、たびたび新聞記事になるところですが、
その店員さんの行動を見て、経営のだらしなさを痛感しました。
これは一人営業という人件費カットが、これまで数々の事件を招いている要因だと断言できます。
■売上を上げるために経営理念はあるのか?
「何のために経営理念を知りたいのか?」と問われ
経営理念をつくろうと思っているからと答えた人の中には、
その動機が、経営理念をつくると業績が良くなると思うからという人がいるはずです。
私が主催した経営理念セミナーに来た人の中で、
積極的な経営者に限って「売上を上げるために経営理念をつくろうと思っています」と言う人が多いのです。
この考え方は間違ってはいないと思いますが、少し誤解があると思うので、そのことについて説明します。
しっかりした経営理念がある会社は業績が良い傾向があります。
しかし、経営理念をつくったからといって必ず売上がアップするわけではないのです。つまり、
経営理念がある(A)と、業績が良い(B)傾向にある(絶対ではない)が、
経営理念がある(A)会社がすべて、業績がいい(B)わけではない。
だから、経営理念がある(A)状態をつくるだけで、
業績がアップすることをあまり期待しすぎないほうがいいのです。
「経営理念の考え方・つくり方」坂上仁志(さかうえひとし)著 より
http://tinyurl.com/qettg5z
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■一流になるために
不遇なことがあっても一言の愚痴も言うことなくやるべきことをやっているか?
全員一致こそが正しいと思っていないか?
出血サービスの価格設定や薄利多売をいいことだと思っていないか?
経営理念があると業績はあがると思い込んでいないか?
■今日、一つだけ、やってみよう!
値決めは経営!と思って価格を見直してみよう
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■なぜ、1000億円企業の社長がランチェスター戦略講座を受講するのか?
1日のコンサルティング費用100万円を弊社に払って頂いて
業績をグンと改善される20億〜3000億円の企業があります
しかし、1日100万円は払いづらい・・・という【中小企業の社長】向けに
ランチェスター戦略のエッセンスを学んでもらう講座を作りました
個別コンサルティングでは100%成果を出し続けてきた内容だから安心ください
さらに、今までどおり「全額返金保証つき」
ハッキリ言って、ものすごいお得です
一流の成果を出すための【 経営戦略セミナー 】6時間アドバンス
参加者の声
株式会社鯉平/取締役/清水亮佑さま
一人きりで机に向かい悩んでいたら数ヶ月はかかったであろう
「ひらめき」や「得心」が、6時間で沢山舞い降りてきました。
真剣に会社を良くしようとする人々が創り出す、気に満ち溢れた「場」があり、
読んで・書いて・話すことで思考をフル回転させる「技」があり、
事例を交えた論理的で刺激的な「講義」があります。
「この講義を受けないことを選んだ自分」と、
「この講義を受けることを選んだ競合」を想像すると、とても恐ろしいです。
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■おわりに
楽天EXPOで講演をさせて頂き
http://www.rakuten.ne.jp/gold/_event/
改めて楽天さんの有価証券報告書を見てみました
むかしは、有価証券報告書を紀伊国屋書店などの
大手書店に買いに行くのが億劫だったのですが
今は「株主プロ」ですぐに見れるようになり楽になりました
会社の実態がサッとわかります
http://www.kabupro.jp/mark/20150327/S1004D8E.htm
楽天さんはグループで、売上約6000億円、税引き前利益1000億円
社員数12,000人という巨大企業となっています
さらに、NEXT STEP に進もうという意欲を
当日の三木谷さんの講演をはじめ役員の方の会話から感じました
未来の成長性を感じます!
実はわたし、楽天トラベルなどヘビーユーザーですので
利益に少しは貢献している一人です・・・(笑)
よきことを思い
よきことをして
よきことがありますように!!
では、また!