「一所懸命な姿を示す」鍵山秀三郎
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確かにじっとしていれば、体力は回復するだろうと思う、坂上仁志(さかうえひとし)です
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■「一所懸命な姿を示す」鍵山秀三郎
毎月一度開催される早朝「新宿街頭掃除」に、保護観察中の少年が参加することがあります。
目的は、少年に掃除をさせることではありません。
私たち大人が掃除をしている姿を見せることです。
歩道に這(は)いつくばってチューインガムを剥(は)がす姿。
側溝のフタを外し、首を突っ込まんばかりにして臭いゴミをさらう姿。
私たちの真剣なそういう掃除姿を見せるために、観察員がつき添って参加しているのです。
犯罪に手を染めてしまう少年たちは、大人に不信感を抱いています。
大人が心を聞き、裸にならなければ少年たちは心を聞いてくれません。
一心不乱に掃除をしている私たちの姿を見ていた少年たちは、
こちらが何も指示しないのに掃除を手伝い始めます。
この子が罪を犯した少年かと疑いたくなるくらい、素直に取り組みます。
おそらく少年たちは、私たちの掃除姿にいままで接した大人とは違う
何かを感じ取ってくれたのではないかと思います。
「この町の子供たちは、この町の大人たちを見て育つ」
教育の原点は、まず大人が大人としての見本、手本を示すこと。
具体的には、自らが下座に降り、
自分の手と足と身体を使って一所懸命に取り組んでいる姿を示すことです。
大人が変わらなければ、子供は変わりません。
■「間違った問題提起への正しい答えほど修正の難しいものはない」P・F・ドラッカー
意思決定において、問題の明確化ほど誰も気にしないが重要なことはない。
正しい問題提起への間違った答えは修正がきく。
しかし、間違った問題提起への正しい答えほど修正の難しいものはない。
問題がどこにあるかもわからない。
労働組合と連邦労働安全局から労働災害対策の不備を批判されたあるメーカーは、
業界一の低さを誇る従業員一人当たり事故率のPRを強化した。
だが、批判はやまなかった。
そこで部署別にデータを取り直したところ、約三%の職場で事故率が高くなっていることがわかった。
異常ともいえる高さの職場もあった。
労働組合が怒り、労働安全局が指摘し、マスコミが取りあげていたのは、
それらの職場における労働災害だった
■「売上げを競うより社会貢献活動を競え」宗次徳二
日本の財政危機が叫ばれて久しいのですが、
そのしわ寄せが“弱い立場” の人たちに襲い掛かっています。
また、スポーツ、文化、芸術などの助成も緊縮予算により大幅カットされているのが実情です。
今こそ会社や経営者は、社会から実に多くの力を得て、事業をさせていただいているのですから、
支え合いの気持ちをこれまで以上に持つべきです。
納税は義務として当然なことですし、寄付行為や、協賛、助成をもっと積極的にしてください。
費用対効果ばかりを見て決めるのではなく、
利益のごく一部を地域社会の人々のために感謝の気持ちを込めて使ってください。
目安は、毎年度の利益の1%以上です。
私が創業した会社では、実際に毎年、利益の1%相当額を
チャリティー(慈善)活動に寄付をしています。
自社の製品を合法的に作って、合法的に販売していても、
もし一部に不幸な人が生まれるかもしれない可能性がある商品を扱っているのであれば、
より多く2〜3%の額をチャリティー活動に寄付してください。
これからはますます、少しでもゆとりのある人が、
全くゆとりのない人に手を差し伸べる「助け合う社会」の創出が必要です。
売上げや利益額の競争とともに、社会貢献活動も競い合いたいものです。
■経営理念とはどういう意味なのか?
【質問】 経営理念とはどういう意味ですか?
この質問を少し考えてみてください。
「経営理念」という言葉は多くの人が使っているにもかかわらず、
とても曖昧で、人それぞれ解釈が違っているようです。
そこで、お互いに違った意味で使わないようにするために、
経営理念という言葉を定義しておきたいと思います。
「経営理念」を辞書で引くと、こう書いてあります。
「組織の存在意義や使命を、普遍的な形で表わした基本的価値観の表明」
また、「理念」という言葉を辞書で引くと、
「ある物事についての、こうあるべきだという根本の考え」とあります。
さらに、「理念」を分解すると「理」と「念」になります。
「理」とは物事の筋道、道理、
「念」とは思う、心中深くかみしめる、かねての望み、念願です。
「理」の漢字の成り立ちは、「田+土」からなり、筋目をつけた土地。
理は「王(玉)+里」で、宝石の表面にすけて見える筋目。
「念」の漢字の成り立ちは、
「心+今」(今は中にいれて含むの意)で心中深く含んで考えること。
つまり、「理念」という言葉は、
もともとの言葉の意味からいうと「筋の通った強い思い」といえる。
経営理念とは、経営をするうえでの基本的価値観の表明、根本の考えといえます。
しかし、そう言われても、わかったような、わからないような感じがしてしまうものです。
そこで、さらに別の角度から経営理念を見てみましょう。
「経営理念の考え方・つくり方」坂上仁志(さかうえひとし)著より
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■一流になるために
メンバーや子どもに一所懸命な姿を示しているか?
意思決定において、問題の明確化を重要視しているか?
利益の1%、給与の1%を寄付しているか?
■今日、一つだけ、やってみよう!
自分が本心から強く思う理念を、1行でもいいから書き出してみよう!
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参加者の声
株式会社鯉平/取締役/清水亮佑さま
一人きりで机に向かい悩んでいたら数ヶ月はかかったであろう
「ひらめき」や「得心」が、6時間で沢山舞い降りてきました。
真剣に会社を良くしようとする人々が創り出す、気に満ち溢れた「場」があり、
読んで・書いて・話すことで思考をフル回転させる「技」があり、
事例を交えた論理的で刺激的な「講義」があります。
「この講義を受けないことを選んだ自分」と、
「この講義を受けることを選んだ競合」を想像すると、とても恐ろしいです。
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■おわりに
このあいだ、ある上場企業の社長と話していたら
「坂上さんって、何かを突き詰めるの好きなんですね」と言われました
NO1企業をずっと調べているだの、サッカーW杯を40年みているだの
テニスをするなら3年後には川崎1位になるだの・・・
確かに言われてみると、「研究者」のようなところがある(笑)
そして、何かでNO1になりたいと思っている
決して負けず嫌いというのでもなく、
コツコツやり続ければ必ずNO1になれると信じている節がある
ランチェスター戦略でいう、小さなNO1を積み重ねる、という感じです
例えば、サッカー、ゴルフ、テニスのNO1の話しなら過去30年分はできそうだし・・・
ご迷惑おかけしました、Tさん
どなたか、こんど、お付き合いください(笑)
明治神宮の秋の大祭が11月1日(日)〜3日(火)とあります
流鏑馬(やぶさめ)もやっていますのでちょっと足をのばしてみてください
http://tinyurl.com/qec2vkw