「日々新たに創造する」稲盛和夫
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■「日々新たに創造する」稲盛和夫
仕事に就いて、最初からいい仕事にめぐりあえるわけではありません。
まずは、自分に与えられてた仕事を、明るさと素直さを持ち続けながら、
粘りに粘ってやり続けることが必要です。
絶対にやめてはいけません。
それは、苦労に苦労を重ねてただ一つのことを究めた人だけが、
素晴らしい真理に触れることができるからです。
しかし、最初に決まった仕事を、生涯の仕事としてただ辛抱すればいいというわけではありません。
ひたむきに努めながらも、常にこれでいいのかということを考えるのです。
決して、昨日と同じことを、同じ方法で、同じ発想でやってはいけません。
小さなことでも、毎日これでいいのかということを反省し、改良するのです。
あらゆるもの対して、「これでいいのか」という問いかけをするのです。
基礎を教わったら、自分自身で工夫していく、これが創造です。
日々新たな創造をしていくような人生でなければ、
人間としての進歩もないし、魅力ある人にはなれないだろうと思います。
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目の前の仕事に一点集中する
がんばる、努力する
やめない
さらに、これでいいのかと自問自答する
必ず、毎日、小さく、改善する
つまり、イノベーションをする
それが創造である
そして、創造をするためには工夫が大切である
ということ