「トップマネジメントの役割」P・F・ドラッカー
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「トップマネジメントの役割」P・F・ドラッカー
トップマネジメントは何を専管とするかを考えなければならない。
それは、全体、一体性、未来にかかわる意思決定である。
したがって、全体を全体としてまとめていくには、
三つの分野をトップマネジメントの専管としなければならない。
第一に、参入すべき技術、市場、製品、事業の決定、
廃棄すべき事業の決定、組織としての価値観、信条、原則の決定である。
第二に、資金配分の決定である。
資金の調達と投下は、トップマネジメントの責任であって、
現業の部門にまかせることはできない。
第三に、人材配置の決定である。
人材は組織全体の資源であって特定の部門のものではない。
人事についての方針や、実際の主要な人事は、各部門、現業が関与するとしても、
あくまでもトップマネジメントが決定すべきことである。
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つまり、
①やる事業とやらない事業の決定
②経営理念の決定
③資金の配分
④人材の配置
と言い換えることができる