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「戦略が失敗したとき」P・F・ドラッカー  「はじめはうまくいかない方がよい」宗次徳二


■「戦略が失敗したとき」P・F・ドラッカー


戦略がうまくいかないときの鉄則は、
もう一度行なう、それでもだめなら別のことを行なうである。

もちろん一度ではうまくいかないことが多い。
そのときには、わかったことは何かを考える。

そうして改善する。もう一度力を入れる。
それでもだめならば、あまり勧めたくはないが、さらにもう一度試みる。

それでもだめならば、成果の出る他の戦略に移る。
時間と資源は限られ、行なうべきことは多い。


例外はある。荒野で二五年間汗を流して大きな成果をあげる人がいる。
ただし稀である。ほとんどの場合、荒野にしがみつく人の多くは屍しか残せない。

なかには、成功も失敗も成果もかまわずに大義に殉ずる人がいる。
そういう人も必要である。

彼らこそわれわれの良心である。
しかし、彼らが成果をあげることはほとんどない。

天国で報われるかもしれないが、確かではない。

一六〇〇年前、聖アウグスティヌスは、砂漠に教会を建てていた修道士たちに、
空っぽの教会では神もお喜びにならないだろうと書き送った。

成果が得られなければ、もう一度だけやってみる。
その後は、よく考えて別のことに移っていかなければならない


■「はじめはうまくいかない方がよい」宗次徳二


創業とは、それを考えた時から時聞をかけ、
人・物・金をはじめ、さまざまな課題を何とかクリアし、

裏付けのない自信と希望的観測に基づいた成功へのシナリオだけは、
立派なものが出来上がり、いよいよ晴れて創業と相成るのです。

しかし、実に多くの場合、スタートからつまずくことになるのです。
中でも収支予測は大狂い。

支出はほぼ予測通りながら、売上げは予測の2分の1、よくて3分の2と、
スタートした途端、現実の厳しさにぶち当たるのです。

その時、決して起業したのは失敗だと思ってはいけません。

ましてやお客様に来ていただくために、
何か金品のサービスをしなければと早計に考える必要はありません。

これが現実なのだと真正面から受け止めればいいのです。


もともと、成功だけを思い描いた甘いシナリオですから、
事を起こして、起業とはどのようなものかわかっただけでもよかったと思い、

そこから本当のスタートとしたらいいのです。

お客様が少ないからこそ、真心を込めた経営ができるのです。
自転車操業で大変であっても、耐えて日々コツコツと目標を忘れず営業を続けるのです。

それがやがて経営姿勢となり揺るぎないものになっていきます。

もしも、スタート早々、簡単に軌道に乗ってしまったために、
ほっとして気を抜き、やがてうまくいかなくなるという例はごまんとあるのです。

 

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この2つの文章は逆のことを言っているようで、そうではないのです

戦略が失敗した時には潔くあきらめる

へんに固執しないことが大切です

 

でも、起業をしたならあきらめない

甘い考えで起業した自分自身を叱咤して自分を変える

 

コツコツと努力を続けることが大切なのです

そして、うまくいっても気を抜かずにその努力を続けることが大切です

 

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