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「友人、人脈は少ない方がよい」宗次徳二

「友人、人脈は少ない方がよい」宗次徳二


世に友人の多さを自慢する人は多くいますが、
「友人は少ない方がよい」と言っているのは私くらいでしょう。

理由は簡単。

ほかの項でも触れていますが、この厳しい局面に加え先行き不安の中では、
経営者には社外の人たちとお付き合いをする時間は、もはやほとんど残されていません。

社長にとっての貴重な経営資源である、時間・お金・体力の浪費をしている場合ではないからです。
ただし、家族や社員が付き合うのを喜んでくれる友人なら何人、何十人といてもよいでしょう。

最も優(友)人はそんなにはいないでしょうが
少なくとも周囲が心配するような遊(友)人とは付き合いをやめるべきです。

私は28年間、飲食業の経営を続ける中、ただの一人も友人をつくりませんでした。

常に経営における目標があり、何より経営が面白く、
その結果、毎期増収増益を続けたのですから、これ以上の喜びはありません。

友人とも付き合わず、遊ばないからといって、ストレスがたまることは全くありませんでした。
もちろん私は、自他共に認める、まさに天下一品、筋金入りの超変人だからでしょう。

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中小企業の社長は、人脈という言葉が好きです

何かにつけて○○会に出たりします

お付き合いと称して

 

でも、それはあまり仕事につながってもいません

自分が遊びたいだけ、飲みたいだけ

 

社長になったから遊びたい、威張りたいことの表れ

ただの自己顕示欲、自己満足の世界

 

ならば、人脈などつくらずにひたすら仕事に没頭する

経営に身を捧げる人生を送るのもいいかもしれません

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