「一般数養としてのマネジメント」P・F・ドラッカー
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「一般数養としてのマネジメント」P・F・ドラッカー
マネジメントとは、伝統的な意味における一般教養である。
知識、自己認識、知恵、リーダーシップという
人格にかかわるものであるがゆえに教養であり、
同時に実践と応用にかかわるものであるがゆえに教養である。
したがってマネジメントに携わる者は、
心理学、哲学、倫理学、経済学、歴史、物理学など、
人文科学、社会科学、自然科学の広い分野にわたる
知識と洞察を身につけなければならない。
それらの知識によって成果をあげなければならない。
病人の治療、学生の教育、橋の建設、ソフトの設計と販売など、
成果をあげることに使わなければならない
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マネジメントとは管理することではなく、成果を出すためのもの
人をして成果を出させるために、知識が必要であり
リーダーシップを発揮するために心理学が必要であり
判断基準を持つために哲学、フィロソフィが必要であり
企業とは何かを考える際に、倫理が必要となる
薄っぺらな知識だけで経営判断をするのではなく
本当の意味での、教養が必要となり
人間学を身につける必要があるともいえる
マネジメントとは教養である
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