弱者と強者では戦い方が全く違う! 弱者と強者の5大戦法
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■ 弱者と強者では戦い方が全く違う! 弱者と強者の5大戦法をチェック
ランチェスター戦略に従えば、弱者(2位以下)と強者(1位)では戦い方が、全く180度違うことになります。そして、それぞれの基本戦略はこれです。
弱者の基本戦略は、【差別化】戦略=強者とは違う差別化した戦略をとること
強者の基本戦略は、【ミート】戦略=弱者の戦略に合わせて同じことをすることです。
弱者も強者もそれぞれ、この基本戦略をベースとして、次の5大戦法があります。
弱者は、①局地戦、②接近戦、③一騎打ち、④一点集中、⑤陽動戦
強者は、①広域戦、②遠隔戦、③確率戦、④総合戦、⑤誘導戦となります。
中小企業の90%以上は弱者(2位以下)でしょう。ですから、ランチェスター第一法則に従って【差別化】戦略をしたうえで、①局地戦、②接近戦、③一騎打ち、④一点集中、⑤陽動戦の戦法をとることです。ランチェスター第二法則が適用される広域戦で戦うと、戦闘力が兵力数の二乗に比例するので大きな損害を受けることになってしまうからです。
■ランチェスター戦略では
弱者と強者の戦い方と戦法について下記のようにまとめられる
弱者の戦い方 強者の戦い方
E:武器効率を上げる:攻め 差別化を封じる:守り
【弱者の5大戦法】 【強者の5大戦法】 (視点)
局地戦 (狭いところ) 広域戦 (市場・地域視点)
接近戦 (特定顧客) 遠隔戦 (顧客視点)
一騎打ち (オンリー店競合なし) 確立戦 (競合視点)
一点集中(攻撃目標絞込み) 総合戦 (主義の視点)
陽動作戦 (ゲリラ戦) 包囲戦 (作戦の立て方)