弱者の基本戦略は 差別化
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弱者の基本戦略 =【差別化】
弱者の基本戦略は「差別化」です。人と同じことしないことです。
仕事をするときには、必ず他社との競争がありますので差別化が必要となるわけです。
差別化をする際は、自分だけのことを考えるのではなく、視点を顧客側から持つことで、独りよがりでなくなります。
顧客から見て、競合と自社はどう違っているのだろうかと考えることが差別化の大切な視点です。他社と同じでは価格競争になり、特徴がなければ相手にしてもらえません。
他社ができずに自分だけ出来ることは独自化です。
そこで、他社より自分のほうがほんの少し上手にできることで差別化するのです。
でも、そんなに簡単ではありません。
差別化は、「何を、どのようにするか」と考えるとわかりやすいのです。
差別化の視点は6つ。それぞれにおいて他社との違いを作ります。
一つだけではだめです できたら3つは欲しい。
① 商品(機能・品質)
② 価格
③ 流通チャネル
④ 販売促進
⑤ サービス
⑥ 地域
例えば、まったく同じ商品、同じ価格でも、今までと違う流通チャネル、販売代理店から売る。地域を限定して、10個からの発注を1つからの個別発注OK、無料相談と定期メンテナンスをする、というような違い=差別化をするのです。