そもそも経営理念とは何なのか
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そもそも経営理念とは何なのか
その答えをカンタンに言うと、会社を経営するうえでの「考え方」といえます。
会社経営をする上での価値観、判断基準、道徳観、倫理観といってもいいのかもしれません。
この会社は何のために存在するのか?
という存在意義を表すものでもあります。
辞書を引くと、理念=ある物事についての、こうあるべきだという根本の考え、とあります。
理念の理は、すじ、ことわり、きめという意味。
理念の念は、今+心からなり心中深くかみしめるという意味です。
この「念」という文字が大切で、「理念」とは「信念」にまで高まった哲学なのです。
強き思想、強い思いがあるものです。
仮に強さの度合いを3段階あるとすると
レベル1=少し思っているというレベル
レベル2=強く思っているというレベル
レベル3=とても強く思っている
があるように思うのです。
このレベル3の段階まで到達したものが本物の理念といえるます。
しかし、残念ながら、世の中の90%近くの会社には、
レベル3にまで達した強い経営理念はありません。