成功している人ほど、人と違ったことをしている!
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ランチェスター戦略
■成功している人ほど、人と違ったことをしている!
差別化の始まりは、まず、差別化しようと思うことなのです。
何を当たり前のことを言っているのだと思うかもしれません。
しかし、これが大切なのです。いつも、差別化をしようと思うことです。
そして、何度も言うようにそれには勇気が必要なのです。
人が右に行ったら私は左。
人がハワイに行くなら私はタイへ。
一緒に行こうよと言われても一人で行く。
人が休むときに私は働く。
人がA定食なら、私はB定食。
このように、いつも人と違うことをすると意識することです。
そうしないと、どうしても人と同じことをする。
人柄のいい人ほど、人と違ったことをすると嫌われると思うのです。
しかし、成功している人ほど人と違ったことをしているものです。
人と違う結果を得るには、人と違う考え方と行動をする必要があるのです。
Think Different 人と違ったことをすることを良しとして考え続けた結果が、アップルのIphoneやIpadにつながったのだと思います。
スティーブジョブスは、日常生活でもちょっと変わっていたはずです。
■何で生き残るのかを決める!
「山田くーん、座布団持ってきて」。おなじみの「笑点」での一コマです。
この山田君(さん)、座布団運びに一点集中して生き残っています。
派手な仕事でもない、難しい仕事でもない、どちらかというと人が嫌がる仕事でテレビに出続けています。
笑点、ヤン坊マー坊天気予報、笑っていいともなど、テレビの長寿番組も毎回同じことの繰り返しです。
笑点といえば大喜利、笑っていいともといえばテレホンショッキングとお決まりのことをやり続けています。
よく飽きないな、もっと違ったことをやればいいのに、そう思います。
しかし、逆に毎回派手なことをする番組ほど飽きられてしまう。
ビジネスでも時代の最先端を行くIT系の企業は華々しいのですが、業績が乱高下してすぐに倒産する。
一方、マクドナルド、コカコーラ、カルビーのようなアナログでずっと同じ商品をやり続けている会社ほど、安定して好業績を続けている。
地味な仕事をコツコツと続けてゆくのが弱者の戦い方。
生き残っている企業のやり方そのものです。