マネジメントとは?
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利益の最大化を唯一の目標にすることは間違いである P・F・ドラッカー
マネジメントとは、多様なニーズと目標をバランスさせることである。
利益だけを強調することは、企業の存続を危うくするところまでマネジメントを誤り導く。
その結果、今日の利益のために明日を犠牲にする。
売りやすい製品に力を入れ、明日のための製品をないがしろにする。
研究開発、販売促進、設備投資をめまぐるしく変える。
そして何よりも、資本収益率の足を引っ張る投資を避ける。
そのため設備は危険なほどに陳腐化する。
換言するならば、最も拙劣なマネジメントを行なうよう仕向けられる。
目標は、事業の存続と繁栄に直接かつ重大な影響を与えるすべての領域において必要である。
目標を設定すべき領域は八つある。
マーケティング、
イノベーション、
生産性、
物的資金的資源、
マネジメント能力、
人的資源、
社会的責任、
利益である。
これらのうち鍵となる領域は企業によって異なり、成長段階によって異なる。
しかし、事業、景況、規模、成長段階の如何にかかわらず、
目標を設定すべき八つの領域そのものは変わらない。
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マネジメントをする上で、目標設定をすることは重要である
目標設定がなければ、成果がわからない
マネジメントを目標設定とセルフコントロールで行う
というのがP・F・ドラッカーの思想
しかし、多くの企業の目標設定は「売上だけ」となっている
これが間違えだとP・F・ドラッカーは言う
もっと、バランスの取れた多面的な目標設定が必要となる
それが、マーケティング目標であり、イノベーションの目標となる
マネジメントをする上では、例えばマーケティング目標としての
シェア目標が必要になる
利益の最大化を唯一の目標にすることは間違いである
とP・F・ドラッカーはいう
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