「社長は自分の能力を100パーセント企業に注入する」稲盛和夫
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「自分の能力を100パーセント企業に注入する」稲盛和夫
日本の大企業のトップで年配の方とお付き合いをされると、
商工会議所、ロータリー、もしくはいろんな会合で
「いや、何といっても人間、健康が1番ですよ 私は最近ジョギングをしています」
などと言っている経営者がいます
私は違うと思うのです
自分自身にも言い聞かせていることですか健康に気をつかうくらいでしたら、
「もう辞めなさい、社長なんかやれませんよ」と言いたいのです
第一線ではない相談役、または、軽い役職につけてもらい、
給与も減らしてもらい、楽をすればいいのです
第一線に立っている社長は、
自分の能力を100パーセント企業に注入できてこそ社長なのです
プライベートの時間すらも取れないぐらいの厳しさがトップに求められます
つまり、無生物である企業に命を注入するのが社長です
そのような立場の人が
自分の健康のことを心配しなくてはならないようでは意味がない、と私は思っています
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社長は自分の能力を100パーセント企業に注入すること
社長は経営に身を捧げること
社長が会社のことを考えなければ
会社に命が吹き込まれない
社長が会社のことを考えなくなった瞬間に
会社は力をなくし衰退してゆく
稲盛和夫氏はそう考えていたようです
カレーハウスココ一番の創業者宗次徳二氏は
「経営者は経営に身を捧げよ」といいます
経営以外のことに時間を使うな
自分の人生を捧げよ、ということです
仕事をしながら死ねたら本望だ、という考え方です
社長であるあなたは、どう思いますか?
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