小さなことに時間をとられない
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小さなことに時間をとられない
パレートの法則に従えば、
商品数が1000あるときには成果の80%を生み出す上位20%の200品目に特化することが大切です。
しかし一方で、問題が出やすい80%を生み出す下位20%の商品に時間が取られることも確かなのです。
例えば、Aさんは上位20%の顧客に特化して、下位20%の顧客には目をつぶる。
一方のBさんは、下位20%の顧客に特化して、上位20%の顧客には目をつぶる。
同じ時間を使ってAさんは上位20%に、Bさんは下位20%に特化して、両方ともある結果が出る。
どちらもそれぞれ成果が出て、それぞれ問題が起こる。
でも、あなたがどちらか一方を選択せよといわれたら、Aさんの方を選択するのではないでしょうか。
なぜなら、より多くの成果が出るからです。
程度の大小はあるにしても、右をとれば左を失うことになるのです。
どちらをとるかはあなた次第ですが、下位20%の小さなことに時間をとられない方が、いい結果がでます。
ランチェスターNO1理論 坂上仁志(さかうえひとし)著
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下位の20%に目をつぶってもいいんですか?
と、よく聞かれます
Aさんは上位20%の顧客に特化して、下位20%の顧客には目をつぶる。
Bさんは、下位20%の顧客に特化して、上位20%の顧客には目をつぶる。
という比較でここでは説明しています
自分の時間が10時間あって、10社に訪問できるとき
上位20%の2社に10時間を使うAさんと
下位20%の2社に10時間を使うBさんとなります
両方とも特化して時間を使うが
Aさんの方が間違いなくいい結果が出ます
いいことに特化したからです
どちらを選ぶかは本人の自由ですが、必然的に違う結果が出てきます
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