「強みを利用する5つの方法」 P・F・ドラッカー
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「強みを利用する5つの方法」 P・F・ドラッカー
自らの強みは、フィードバック分析によって知ることができる。
何かすることを決めたならば、何を期待するかを書きとめる。
九か月後あるいは一年後に、その期待と実際の成果を照合する。
期待どおりの成果、期待を越える成果の記録から、二、三年もすれば、自らの強みを知ることができる。
こうして知った自らの強みを仕事と成果の向上に利用すればよい。
利用の仕方には五つの方法がある。
第一に、こうして明らかになった強みに集中することである。
第二に、それらの強みをさらに伸ばすことである。
新たに身につけるべき知識もあるであろう。
第三に、知的な倣慢を矯正することである。
強みの発揮を妨げているものを認識することである。
そのうち最悪のものが、他の分野の知識を軽く見ることである。
第四に、悪癖や態度を改めることである。
それらのもののためにチームワークや協力を阻害してはならない。
第五に、不得意であるがゆえに行なってはならない分野を知ることである。
できないことを並のレベルに引き上げるよりも
できることを超一流にするほうがやさしい。
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強みを強くする、とはランチェスター戦略
強みに一点集中する、はランチェスター戦略
強みを強くして、際立つこと
傲慢にならないこと
苦手に手を出さないこと
この3つを言っている
いいことを多く
苦手を少なく
成長を阻害するものを少なく
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