「人は優れているほど多くの間違いをおかす」P・F・ドラッカー
・
「人は優れているほど多くの間違いをおかす」P・F・ドラッカー
組織が健全であるためには、水準の高い仕事が必要である。
目標管理が必要とされ、仕事本位であることが必要とされるのも、
仕事の水準を高める必要があるからである。
優れた仕事ぶりとは、長期にわたり、仕事において成果を生んでいくことである。
当然そこには間違いが含まれる。
失敗も含まれる。
強みだけでなく弱みも明らかになる。
間違いや失敗をしたことのない者だけは信用してはならない。
そのような者は、無難なこと、安全なこと、つまらないことにしか手をつけない。
人は優れているほど多くの間違いをおかす。
優れているほど新しいことを行なうからである。
仕事ぶりとは百発百中のことではない。
百発百中はサーカスの話である。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
間違いや失敗をしたことのない者だけは信用してはならない。
日本の教育は、間違いや失敗をしないことをホメる
しかし、それでは新しいものが生まれない
組織が活性化しない
間違いや失敗をしても怒らない
降格や左遷をしない
意図のある、根拠のある間違いや失敗をホメる風土が欲しい
そうでなければ、企業にイノベーションは起こらない
間違いや失敗をせずに、上手に渡り歩くものが上につくと
組織が腐ってゆく
結果的に企業をダメにする
人を不幸にする
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−