「女は女らしく、男は男らしく」鍵山秀三郎
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過度の平等主義がはびこり、ジェンダーフリーが声高に叫ばれています。
その結果、近年、とくに若い女性の行動がますます下品で横暴になったように思います。
もともと、男と女は別々の生き物。
脳の構造、肉体、生理に至るまですべて違います。
まず、この事実をよく認識したうえでお互いの役割を論ずるべきだと思います。
女性が生まれながらに身につけている本能は、自分を守るという体質。
この自己防衛本能は、人間が「種」を守っていくための絶対必要本能。
だからこそ、子供を産み育てるという立派な役割が女性にはあるわけです。
しかし、この本能は対極にある自己中心という形で表面化することがあります。
そこで先人は、女性の悪い面である自己中心が表面化しないように工夫を凝らしてきました。
イスラム社会の女性に対する厳しい戒律も、その知恵のひとつだといえるかもしれません。
ところが、わが日本では、ここ数十年の聞にそういう工夫が崩壊してしまいました。
その結果、ともすれば女性に内在する自己中心的な悪い面だけが
あふれ出てきてしまっているようにも思います。
再考すべきは、いま一度、女性の弱点を支える社会制度を確立し、
女性が女性らしく活躍できる社会を目指すことです。
女は女らしく、男は男らしく。
いつの時代も本来あるべき人間の姿ではないでしょうか。
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女は女らしく、男は男らしく
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