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限界利益とは? 財務会計と管理会計の違い


限界利益という言葉をご存知でしょうか?


「んっ?」


と、ちょっと戸惑った方が大半かと思います

 

経営をするには会計が必須です
私の本「ランチェスター経営戦略」でも書きました  

会計といっても、財務会計でなく管理会計です

財務会計と管理会計の違いはご存知ですか?


年に一度の決算のための財務会計ではなく

毎日の売上、経費、利益をみる管理会計です

限界利益とは、固定費をカバーできる最低の利益という意味です


@限界利益=売上高−変動費

A限界利益=固定費+利益

つまり、

売上高−変動費=限界利益=固定費+利益

売上高=固定費+変動費+利益 

A限界利益=固定費+利益 なので

つまりは、出た利益が固定費をカバーしたか(上回ったか)ということです


 利益が0なら 限界利益=固定費 

 利益が+なら 限界利益>固定費

 利益がーなら 限界利益<固定費



限界利益(marginal profit):marginal ぎりぎりの, 最低の という意味
従って、限界利益とは、どうしてもかかる固定費をカバーできる最低の利益という意味 でも、知らない人にとっては、読めば読むほどわからなくなってくる(笑)

 

これを、稲盛さんは「売上を最大に、経費を最小に」といいます

とてもシンプル!

会社を繁栄させるには、売上を最大にすることである

しかし、仕入れ商品のような、売上高に比例して発生する変動費も

人件費のような、売上高に関係なく発生する固定費も

費用を最小にしなさい、といいます

これが「経営の極意」だと

言われれば当たり前なのですが、多くの会社ができていない

起業しました、楽天に出店しました、という方たちが陥りやすいのが

売上は立つが、利益が出ないという状態です

売上を最大にする努力はするが経費を最小にする努力に関心がない、ということです

すると、利益が出ないので、バタ貧といわれるバタバタ貧乏になります(笑)

はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざり

ぢつと手を見る

石川啄木の「一握の砂」の世界です

会社経営をされている方は、いちど、キチンと管理会計を学んでくださいね

そうしないと、何のために働いているのかわからなくなります

 

多くの人が陥る、「罠」みたいなものです

気をつけてください