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経営理念とは、哲学である

経営理念とは、哲学である

つまり、経営における強い信念となった考え方のことである

この強い信念、哲学を持つためには様々な体験や読書などを通じて、

自分自身の強い思いにまで高めることが必要

それは、哲学を持つということであり、

ただ単に経営理念の言葉を書き出すと言うことではない

つまり、経営理念を作るとは、

自分自身、社長自身に信念がなければできないものである

ただ単に人の言葉を借りて書き出せばいい、

社員が勝手に作ればいい、社員に作らせておけば良いというものでは決してない

そして、経営理念はいちど作れば終わりではなく、

必ず社長の人生とともに、社長の経営者としての成長とともに変化をしていくものである

なぜならば、社長の人生哲学は

20代、30代、40代、50代、60代と変化していくからである

同じ人間でも20代の時と40代の時は違う考え方を持ち、違う行動するように

20代の時と40代の時では違う哲学を持つことになり、

その人が体験したことがら、

経験した量、経験の質の違いにより哲学が変わってくる

また、読んだ本、接した人、関わった商品、買ってくれたお客様、

つまり、行ってきた事業の内容によって変わってくる

そして、それらの事柄にどれほど真剣に向き合ったかによって経営理念と言うものは変化してくる

まったく同じ事業をしていても、いい加減に経営をした人と、

ど真剣に経営をやり続けた人では経営理念が違ってくるのは当たり前である

経営理念とは、どれほど真剣に、どれほど長く経営をしたかによって

変化をし、進化し、磨きげられていくものである


逆を言えば、経営理念とは人の言葉を真似をして、

1日や2日でチョロッとつくり上げられるものではない

ましてや、経営理念とは、社員が作るものでもなく、

誰かに作らせれば良いと言うものでもない

経営理念の項目をミッション、ビジョン、バリューと分けた場合

特にバリュー(価値観)の項目が多岐にわたることになる

具体的には、経営について、仕事について、リーダーについて、

会計について、仕事観、人間観、人生観についてどう思うのか?

そして、それらの項目を作り上げるためには、

経済、政治、マーケティング、セールス、製造、心理学、哲学、宗教、芸術などについて知らなければならなくなる

従って、浅い考え方を持つ人は浅い経営理念となり、深い考え方を持つ人は深い経営理念となる

このように経営理念とは、経営者の考え方の結晶、人生哲学の集大成であるため、

「スグに作れますよ!」というものではない

経営理念とは社長の考え方そのものであり、

社長が死んでも残り続ける強い思いなのでる

言葉を変えれば、社長の遺書と言って良いものである

社長の分身である

だから社員には書くことができない

■ 質問

経営理念はどのくらいで作れますか?

費用はいくらくらいかかりますか?

経営理念は一応作れた、というレベルなら6か月もあれば出来上がります

しかし、それは第一段階であり、それで終わりではありません

社長自身が経営者としての人格を上げてゆく過程で追加修正してゆくものです

ある程度、納得のゆく経営理念を作るなら1年(12か月)は必要でしょう

さらに、社内に浸透させてゆくには1年〜3年はかかるのが普通です

経営理念の作成を外部の企業に委託する場合、

費用は100万円〜5000万円くらいの幅があります

とても大ざっぱに言うと、経営理念作成費用は、社員一人当たり1万円

例えば、100人の会社なら100万円、

1000人の会社なら1000万円、1万人の会社なら1億円くらいになります

理由は、経営理念の作成と全社員への浸透には人数に比例して、時間がかかるからです

経営理念は作れば終わり、というものではないからです

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