葬式、しのぶ会、お別れの会のやり方、違い
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葬式、しのぶ会、お別れの会のやり方には
それぞれ違いがありますが
有名な経営者ほど、社葬やいわゆる葬儀をやらず
しのぶ会、お別れの会をやった方がいいのではないか?
ある素敵な経営者の方のしのぶ会に参加して
そう思ったことがあります
とても素敵だと思った方法がこの三つ
① 葬式は親族だけでやる、多くの人を呼ばない
② 葬式の1ヵ月後にしのぶ会、又は、お別れの会をやる
・平服で参加、お金をもらわない、食事も出さない、写真や動画を用意する
③ 生前葬をしておく
・平均寿命の10〜20年前の、60歳〜70歳の間に友人を招いて食事会をする
これならば
・互いに元気で話も弾む、食事もできる(写真や動画で思い出を語れる)
・来る人に負担をかけない(わざわざ突然の葬儀に来てもらわなくてすむ)
・葬式が親族だけなら、親族の負担も少ない
突然の死が訪れた人にはこれはできないが
入院をしたり、あらかじめ状態が重くなることがわかるような人であれば
つまり、ある程度近い未来に自分が死ぬことが予想できるのであれば
事前にやっておくことも可能である
例えば、60歳の定年の5年後をめどに、つまり65歳をめどに
自分の知人、友人、お世話になった人、仕事で関係があった人たち
100人ぐらいを限定的に呼んで
自分が元気なうちに食事会をしてしまうのも良いのではないだろうか?と思う
そうすればお互いが元気であるので、昔の写真や動画を映し
関係ある人にも一言二言、話をしてもらうような場を持つことができる
そして、その場で私は葬式をしないと宣言しておいておけば
1つの区切りになるのかもしれない
もちろん、今までの葬儀を否定するつもりもない
逆にわたしは万障繰り合わせて葬儀に駆けつけてきたタイプの人間だと思う
しかし、時代も変わり、考え方も変わってきているので
新しい葬式の形があっても良いような気がする
葬儀、しのぶ会、お別れの会のやり方を考え
その違いを認め、自分に合ったやり方を選択してゆく自由もある
今までのような葬式をしないことが
参列して頂く人たちに失礼かと問われても
失礼ではない、と言えるのではないだろうか?
しのぶ会と、お別れの会は呼び方が違うだけのもの
①葬式と②しのぶ会、お別れの会のやり方は違うが
お世話になった人たちへの感謝の念が根底にあれば
葬式、しのぶ会、お別れの会のやり方をうまく運用していける気がする