稲盛和夫JAL再生
稲盛和夫JAL再生
2010年JALの会長に就任し
無報酬78歳で始めました
そして2年で過去最高益を達成するという
素晴らしい結果を出されました
盛和塾の塾長でもある稲盛塾長には
僕は14年で約100回会ったんですけれども
この時稲盛さんが仰っていたのが「俺痩せたよ」って言ったんですね
正確な体重は分からないんですけど
仮に80キロだとすれば5キロくらい痩せて
75キロぐらいになっているはずなんです
それは自宅が京都にあって支部職場が東京
月曜から金曜日までフルワークで東京でホテル暮らしをして
夜はおにぎり1個で生活したんだという話もされてたんですけれども
それ以上に京セラの会長を辞めて仕事を一旦上がったのち
もう1回JALやり始めたことによって
ものすごく仕事をされたということなんです
それは我々経営者が皆見習うべきところで
普通60歳になったら終わりだとかワークライフバランスとか
言っている中で朝から晩まで仕事をする
それも78歳から全くゼロからその業界のことを学んで
航空業界も全く知りませんので
そうして例えば経営会議みたいなものが
丸2日間朝から晩まで朝9時から夜9時までみたいな
12時間というようなものを丸2日間根を詰めてやって
どこの路線が売り上げがいくらで収益が
どうだというのを数字をきっちり見ていくことによって
頭が冴えたんだよとも言っていたんですね
つまり仕事をするということによって
自分の体調も良くなりそして頭も冴えてきたんだ
ということを稲盛さんは仰っていました
ここから僕が思ったのは
まぁリタイアというのも良いんですけども
それだけではなくてやはり仕事を続けることによって
人間の能力というのはさらに伸びて修正されて
円熟味を増していくと言うんでしょうか
のんびり暮らすというのも良いんですが
一方でやっぱり仕事をしながら人の役に立ち喜ばれ感謝されながら
多くの従業員を作って日本のトップクラスの会社JALを
立て直し日本の再生に貢献したって言うんでしょうかね
経済にも役に立っていくという
素晴らしい結果を残された稲盛さんでした
〜坂上仁志公式youtube動画の「稲盛和夫JAL再生」より〜