新規事業の進め方はどうしたらいいのでしょうか?
巧遅拙速なのか? じっくり考えるのか?
経営相談
質問をいただきました
質問
新規事業は巧遅拙速であるほうがいいのか?
それともじっくりと見えてくるまで考えた方がいいのか?
回答
それはそれぞれの状況によります
しかし、まずは巧遅拙速で小さく始めることが大切です
なぜならば、やったこともないのに
いつまで考えていても何も始まらないからです
しかし一方で、 京セラの稲盛さんが KDDI のような通信事業
大きな事業に乗り出す時には巧遅拙速ではできません
失敗したときの損失が大きすぎるからです
したがって、細部に渡り見えてくるまで考え抜くことが大切です
しかし我々中小企業では
そこまで大きな投資を突然することがないので
まずは10万円の案件、100万円の案件
そして1千万円の案件とプロジェクト案件が小さなものをすぐに始め
そして、 一生九敗かもしれないが
とにかくたくさん、やり、多くの失敗をする
そして初めて、見えてくるまで考えることができるようになるのだと思います
なので結論は、まずは小さなものを巧遅拙速でいくつもやってみること
そしてだんだん大きな金額の大きなプロジェクトをやる
たくさんの小さな失敗を繰り返すことで
見えてくるまで考える習慣が作り上げられます