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Vol.1 企業として生き残る為の「継続性」と「卓越性」

Vol.1 企業として生き残る為の「継続性」と「卓越性」


経営は「心・技・体」3つの要素で分解、理解する 起業するときに「大きな夢を持つ」ことは大切です。しかし、起業したらまず、目の前のことを着実に一つ一つやる。そして生き残ることが何より大切です。
起業するときはまず、「生き残ること」です
 日本の会社約250万社(H10年経済産業省データより)の内、上場企業は約2800社、全体の0.1%です(会社四季報より)。保険会社やサントリー、リクルートのような非上場の優良大企業もそこから引くと、日本の企業の約95%(240万社)は中小企業です。起業をするときに、0.1%の上場企業を目指したい気持ちはわかります。ThinkBig! 大きく考えろと,素晴らしい。しかし、まずは当面「生き残ること」が大切です。



 では、どうすれば生き残れるのか?まず経営の基本要素を一つ一つ身に着けていくことが必要です。そして次に、小さい会社が生き残るには、狭い領域でナンバーワンを目指すことが大切です。



成功する人の特徴は何か? それは、先人に学び、まずはまねをすることです。人の能力は最初から高いとは限りません。だから、成功した人をよく観察して、その人のよい部分はそのとおりにまねる。「まなぶ」は「まねぶ」です。起業しようとするときに、たくさんの人の話を聞くことは大切です。しかし、それは有象無象、玉石混合で、いいものもあれば悪いものもある。



【継続性】と【卓越性】を学ぶこと では、役に立つものは何か?私も散々考え、苦労しました。行き着いたところは、「卓越性」。素晴らしいものを持っているかどうかです。では、素晴らしいかどうかはどうやって判断をするのか?その基準を、「長く続いているか」【継続性】と「NO.1か」【卓越性】と考えました。100年以上の【継続性】のある企業が【老舗】であり、【卓越性】を持つ企業が【NO.1】企業なのです。



 「株価をあげ企業価値を高める」というアメリカ流の価値観が絶対の尺度ともてはやされましたが、どうもそれだけでは日本の企業は成り立たないようです。そこで、100年以上も続く老舗に日本的な素晴らしい経営のヒントがあるのではないか?と考えました。日本最古の企業は、ご存知かもしれませんが、創業589年の「金剛組」は、なんと1417年続いています。これから、こういった老舗企業からも経営を学びたいと思います。