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Vol.2 起業、経営に必要な基本要素「ユーザー視点」と「差別化」

Vol.2 起業、経営に必要な基本要素「ユーザー視点」と「差別化」



起業、経営に必要な基本要素「ユーザー視点」と「差別化」 過去に業界NO.1になった企業の経営者としての私の経験と、今まで学んだ理論から、起業し、経営をする時に考えるべき基本要素がいくつかあると思っています。まずはじめにそれを何回かにわけて説明します。第一回目の今日は、「お客様」視点を持つこと。もう一つは分解して違いを作ることです。  

「お客様」視点を持つ・・・・「自分がこうしたい」を少し横に置いて、お客様が何を望んでいるかを考える会社は、自社の商品をお客様に買っていただいてはじめて経営が成り立ちます。当たり前の事ですが、忘れがちです。自分が売りたいことばかりを考え、買う人の気持ちを考えません。お客様が会社に命令をすることはありませんが、気に入らなければ「黙って」去って行きます。冷たいものです。例えば、価格を決めるときも大半は自分の売りたい価格で決定されます。それを、自分ならいくらで買うか?という視点を持つことです。商談の場で言えば、いちど自分の席を立って相手の席に座ってみる感じです。




分解をして違いを作る・・・・「科学する」ということ もう一つは、「分解して違いを作る」です。大切なのでもう一回言いますね。本当にこの「分解して違いを作る」は大切です。ではそれはどういうこと?それは科学するということです。経営やスポーツの社会で、ナンバーワンになった人の話を聞きたいものです。でも、聞いても「よくわかんなーい」ってこと、ありませんでしたか?。典型的なのが野球の長嶋さん。「こう、グッときたらビシッとやる」笑い話になるようなお話です。いいプレーヤーが必ずしもいいコーチとは限らないということもあるのです。

そうならないために、「もう一回わかりやすく言って!」に答えるのが科学(Science)です。科学の特徴は再現性があること。誰でももう1回、同じようにできることを目的としています。科学の「科」の字を辞書で引くと「物事を区分した、その一つ」と出ています。つまり、科学とは区分けしたものを学ぶことなのです。これを言い換えると、「分解する」になるわけです。




スポーツの例 私は大学時代にアメリカンフットボールをやっていました。アメリカのスポーツは科学的なことが好きで、ボールを投げるのも分解写真で、この瞬間はこういう状態にするという解説がありました。アメリカン・フットボール指導の第一人者、関西学院大学の伝説の監督、武田鍵さんのコーチングについての本を読んだ時に、感激した覚えがあります。努力と根性だけだった世界に科学を持ち込み、より効果的な練習をして、再現性がある結果を出したのです。どうすれば早く走れるのか?どうすれば遠くにボールを投げられるのか?そういったことを科学して練習に生かし、結果を出したのです。これは、経営でもいえることでしょう。起業するときも同じものを感じます。より成功確率の高い、効果的な方法を選択する。早く走る要素を分解して、一つ一つを学び、レベルを上げていくイメージです。