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■「結果主義」より「プロセス主義」鍵山秀三郎


大事なのは結果ではなく、プロセス。もちろん会社は、結果を出すことが大事。
しかし、もっと大事なことは、どういうプロセスを経てこの結果を手にしているかどうか、ということです。

たくさん売れればいい、儲かればいい、というような結果主義には、誠意が感じられません。
結果を急ぐあまり、途中の大切なことを全部省いてしまうからです。

このような手抜きした結果主義が、いまの世相を悪くしている大きな元凶ではないかと思います。

会社創業以来、私は結果よりもプロセスにこだわってきました。
プロセス主義を続けていけば、個人の人生も、事業も必ずよくなる。

私はそう信じて、実行してきました。
そして、現在も何よりも大事にしている私の信念です。

ところが、プロセスを大事にする会社経営は、
当初、努力の成果が目に見える形で感じられないだけに、どうしても軽視されがちです。

しかし、本気で社員のことを考え、顧客第一主義を貫くためには、どうしても避けて通れない道です。
一見、迂(う)遠(えん)のように見えますが、私はこの道を選んできてよかったといまでも確信しています。

乱世ともいえる時代を迎えたいまこそ、プロセス主義の大切さを強く訴えておきたいと思うのです。
結果だけを追い求めるあまり、これ以上、負の遺産を後世に遺してはならないと危慎するからです。

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結果主義は「終わりよければすべて良し」という考え方です
この考え方には、誠意が感じられません

事実、結果を追うあまりあの手この手を使い
ついには犯罪まで犯すようになります

この考え方が、今の世相を悪くしている大きな原因です
一方、プロセス主義は方法を手段に重きを置いて
その過程を大切にする生き方です

私も目指している生き方です 鍵山秀三郎

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