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「相対差」は周囲との比較 「絶対差」は自分自身との闘いです
「相対差」の世界で生きていますと、一までも心の安らぎは得られません
いつ追い越されるかもしれない、いつ失うかもしれない
という不安と恐怖が付きまといます
競争に勝つことだけが頭にこびりつき、結果だけを追い求めるようになります
「終わりよければ、すべてよし」という短絡的な考え方になり
途中の大切な課程を省くようになります
途中を省き、結果だけを急ぎますと、仕事そのもに誠意が感じられなくなります
事実、結果を追うあまり、あの手この手を使い
ついには犯罪まがいの経営をしている会社が多くあります
そういう会社が、今の世相を悪くしている大きな原因にもなっています
誠意のともなわない事業は、一時期成長しても転落するのも早いものです
一方、「絶対差」の世界は、過程をたいじにする生き方です
勝つとか負けるという世界ではありません
争わない世界のことです
結果に現れた数字はたとえ小さくても、質では比較しようのない世界のことです
数字では表しようのない世界といってもいいかも知れません
人間なら人格、会社なら社風
「絶対差」の世界で生きていますと、自身と満足が得られます
私はいままで、この世界を追い求めてきました
その具体的な実践が掃除です
鍵山秀三郎

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