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【ランチェスター第二法則】とは?
戦闘力=武器効率*兵力数2(二乗)
広域戦、遠隔戦、確率戦(集団対集団の戦い)の場合に当てはまる
これを「集中効果の法則」「二乗の法則」とも呼びます。
ランチェスター第二法則にしたがえば、
武器効率が同じとすれば、戦闘力は兵力数の二乗に比例することになります。
機関銃のような一人が多数を攻撃できる近代兵器(確率兵器)を使った場合の
損害量を表す方程式がランチェスター第二法則、
ランチェスター法則 集団戦闘の法則です。
先ほどと同じ、M軍が5名、N軍が3名で、
今度は機関銃で撃ち合う戦いのとき、状況は変わります。
武器効率Eが同じでも、損害量は二乗比になります。
損害量はM軍が1/5であたる攻撃を3人から受ける。
N軍は1/3であたる攻撃を5人から受ける。
この損害量を通分して比率を出すと、損害量はM軍:N軍=兵力数の二乗になるのです。
ランチェスター第二法則の結論は、
①損害量は兵力数の二乗に比例する
②生き残る兵力数は、損害量の差をルートする(二乗された数字をもどす)になります。
ここから言えることは、近代戦の集団戦闘、広域戦の場合、
兵力数が多い方が圧倒的に有利であり、
弱者はいくら頑張っても勝つことはできない、ということです。
これがランチェスター第二法則です