見習って欲しいオススメの(世界に飛躍する)企業
株式会社フジワラテクノアート(岡山県)は、「清酒」「焼酎」「醤油」「味噌」などの醸造食品製造機械・プラントでNO1。
国内シェア約70%(製麹能力で約80%)と独占的。
職人の経験や勘頼りであった麹作りの完全無人化に成功し、日本を代表する醸造企業と共に昭和40年代から海外進出をはたします(醤油ならキッコーマン、お酒なら月桂冠、味噌ならマルコメ味噌など)。
現在では韓国、キューバ、中国、東南アジア等海外20数カ国に醸造機械やプラントを輸出。
醸造に特化した機械という、もともと市場がニッチな(100億円程度)うえに手間ひまのかかる仕事。
さらに設備一式の作り替えは40年という長いサイクルなので、大手企業は早々と撤退しました。大手がやりたがらない手間ひまのかかる仕事こそ、小さな企業が生き残るには最高の市場ということです。
「利益の追求だけではなくお客様の満足度を追求」し、醸造による食文化(醤油、酒、味噌)を支える誇りを持つ、という企業姿勢が75年間の企業を継続させるベースとなっています。