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【弱者と強者の定義】

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一般社会では大きな会社を強者、小さな会社を弱者と呼びます。
しかし、ランチェスター戦略での考え方は違います。
 
ランチェスター戦略では
強者とは、競合局面において勝っている市場占有率1位の企業
弱者とは、競合局面において負けている市場占有率1位以外のすべての企業
これが強者と弱者の定義です
 
つまり、競合局面における市場占有率がポイントとなります。
ここでいう競合局面とは①地域②顧客③商品④流通などです。
 
つまり、①どこの②誰に③何を④どうの切り口です。
これ、重要です。マーカー引いておいてください。
 

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例えば、①地域なら、人口5万人の町のスポーツ用品で市場占有率(シェア)1位
②顧客なら、ある企業のある商品(例・文房具)購入金額のシェア1位
 
③商品なら、ビール(発泡酒、ワイン)では1位
④流通なら、ある販売チャネル(卸・代理店)でのシェア1位のように
会社の規模は小さくてもこれらの競合局面でシェアNO1を取ればいいのです。
 
この競合局面という考え方が大切です。
企業規模の大小ではないのです。
 
小さな会社ならすべて弱者!ではないのです。
小さくても日本一の強者の会社もあれば、

上場している大企業でも弱者の場合があります。
 
だから、弱者は(多くの場合中小企業でしょうが)

企業規模を大きくすることを考えるより、

①どこの②誰に③何を④どうという

競合局面でのシェア1位をまず目指すべきなのです。
 
大きくなるより、シェア1位を目指して強者になる、と考え方を変えてください。

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ランチェスター法則 弱者と強者の定義

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