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【弱者の戦略と強者の戦略はまったく違う〜5大戦法】

もう一度おさらいをすると

【ランチェスター第一法則】では戦闘力=武器効率*兵力数
【ランチェスター第二法則】では戦闘力=武器効率*兵力数2(二乗)です。
 
ここから言えることは、兵力数の少ない弱者は、
第一法則で戦うと損害量が少なくてすみ自軍に有利に戦いを進められるということです。
 
1対1で戦う状況に持ち込めば弱者も強者と戦えるのです。
個別撃破することです。
 
また、兵力数の多い強者は、逆に第二法則で戦うことで二乗作用を使って相手の損害量を多くできます。
つまり、弱者は第一法則で戦い、強者は第二法則で戦うことです。
 
だから、弱者の戦略と強者の戦略はまったく違う、まったく逆といえます。
戦い方が180度違うのですから、弱者が強者の戦い方をしたら目も当てられません。
 
しかし、多くの企業がここで間違えを犯します。

では、自分の会社で具体的にはどうすればいいのか?というと
まず、基本戦略として、
弱者は差別化戦略(=武器効率を高める)をすることです。
強者はミート戦略(=武器効率を同じにする)をすることです。
 
この基本戦略をベースとしてさらに5大戦法があります。
 
弱者は

①局地戦

②接近戦

③一騎討ち

④一点集中

⑤陽動戦(フェイク・ゲリラ)


強者は

①広域戦

②遠隔戦

③集団戦(確率戦)

④総合戦(物量戦)

⑤誘導戦


を取るということです。

ランチェスター 
弱者の戦略と強者の戦略

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