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使命
世の中はすべて「受持ち」なりと知るべし
「受持ち」とは「分(ぶん)」の言いにして
これ、悟り一内容というて可ならむ
森信三
使命といったとき
何か特別な、高尚な、かっこいいもの
である気がします
そうであってほしい
使命とは特別なものであるはずだ
と、思い込みがちです
しかし、何か特別なことがあるわけではなく
人間が生きる上で必要な職業
そのすべてが尊い
それはすべて「受持ち」なのです
誰かがやるものです
だから、あいつはいいな〜とか
こんな仕事より、あっちの方がいいなー
と思うのではなく
この仕事が私の役割だ
この仕事に自分の人生をかけよう
そう思えた瞬間が
悟りとなる
目の前の仕事を好きになる
目の前の仕事を一生懸命やることこそ
自分の使命を果たすことになる
そんな気がするのです