見習ってほしいオススメの企業 株式会社タカギ
株式会社タカギ(福岡県)は家庭用浄水器のシェアでNO1。
同社はキッチンの下にあった浄水器を、蛇口の中に入れる一体型にした商品を開発。
自社で持つ特許は170件以上と商品開発力はあっても
認知されていない、ブランドがないという逆境を乗り越えて日本一になります。
そこでとった営業戦略がまさにランチェスター戦略そのもの。
まず、市場を細分化したうえで、マンション市場に一点集中。
営業マン全員が戦いやすいように、シンプルに、明確に指示をしたと言います。
はじめにマンション市場に参入するためのキーとなる企業を800社リストアップ。
その企業の中から上位100社を重点企業として
さらにその中で15社を特に重要な企業として全社で共有。
そしてリストアップされた企業を、
① 全国展開する大手企業
② 地方で有名な企業
の2つに分けて顧客管理を徹底します。
そのうえで、お客様にわかりやすいトークを営業マンが徹底的に練習してから訪問します。
「従来の蛇口2つが1つですみます。」
「スリムでシンク回りがすっきりします。」
「交換が簡単です。」
というお客様の3つのメリットをキッチリ話す。
顧客市場を一点集中して、相手へのメリットを明確にしたトークを作ることで、
新入社員でも売れる体制を作ります。
これで、新入社員でも面白いように売れはじめ、
その成功体験が自信となりドンドンと成果が上がりはじめたそうです。
誰に、何を、どう話す、を明確にして一点集中。
営業戦略の卓越性がNO1シェアを獲得するポイントだったようです。