,

掃除をすると気づく人になれる

■自らと部下に厳しく P・F・ドラッカー


成功している組織には、愛想が悪く、あえて人を助けようとせず、
人付き合いも良くない上司が必ずいる

冷たく、厳しく、不愉快そうでありながら、誰よりも多くの人たちを育成する人がいる

最も好かれている人よりも尊敬を得ている人がいる
自らと部下に厳しく、プロの能力を要求する人がいる



■「イノベーションに成功する者は保守的である」 P・F・ドラッカー


起業家精神をテーマにしたセミナーで、心理学者たちが発言していた。
意見の対立はあったが、起業家精神がリスク志向であることに異論はなかった。

最後にある起業家がコメントを求められた。

「みなさんのお話に戸惑っています。
私はいわゆる起業家的な人には会ったことがありません。

成功した人たちに共通する点は一つ、
すなわちリスクをおかさないということです。

彼らはみな、リスクを明らかにし、それを最小限にしようとしていました。
そうでなければ、成功はおぼつかなかったでしょう」

これは私の経験とも合致する。
企業家として成功した人を大勢知っているが、リスク志向の人はいなかった。

イノベーションを成功させる人たちは、
リスクを求めて飛び出すよりも、時間をかけてキャッシュフローを調べる。

リスク志向ではない。機会志向である。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

■「掃除をすると気づく人になれる」 鍵山秀三郎


世の中で成果を上げる人とそうでない人の差は、無(ム)駄(ダ)があるか、ないか。
無駄をなくすためには、気づく人になること。

気づく人になることによって、無駄がなくなります。
その「気づき」をもっとも引き出してくれるのが、私の場合、掃除でした。

できるだけ気づく人になる。
生きていくうえでもっとも大切なことだと思います。

気づかない人は、自分も周りの人も不幸にします。


人はよく「大変だ!」という場面に遭遇します。

しかし、「大変」になってから対処しても、もう手がつけられません。
「大変」になる前に、必ず「小変」があります。

この「小変」に相当するのが「気づき」です。
つまり、「気づく」ということは、「大変」になる前に知るということ。

結果が出てみなければわからないのでは遅すぎます。

「気づき」の段階で対処すれば、
もう、手のつけられない「大変」な事態になることはなくなります。

「気づき」には、人知を超えた天(大いなる存在)からの
メッセージが込められているように思います。

それだけに、気づいたことを迷うことなく
次から次に処理していくことが何より大事なことです。

「気づき」をひとつひとつ処理するなかで、
さらに「気づき」のアンテナが研ぎ澄まされていきます。

そうしますと、ますます人生がよくなるわけです。


■「現場主義でない社長は楽をして儲けたい人が多い」 宗次徳二


私は、社長にとって、一番社長らしくしていられる場所が、
経営の現場でなければならないと、ごく当たり前のこととして思っています。

社長の考え、価値観、志も三者三様、十人十色、百人百様、千差万別ですから、
これが正解で、これが理想と、区別はできないでしょう。

経営現場以外の場所で社長の存在感を示すことが、
この上ない喜びだと思っている社長がいるかもしれませんが、

それは経営者として恥ずかしいことです。

現場にばかり目を向けていることが、むなしいことのように思う社長もいるでしょう。
社会はそれでうまくバランスが取れているのです。

能力ある社長が、朝から晩まで経営現場一途に社長業をされては、
私のような自称三流社長の出番がなくなってしまいます。

「経営だけが自分の人生ではない」と、経営以外のことにせっせと励み、
それに意見を差し挟もうとする周囲に有無をも言わせない

「おれは社長だ」と威張るタイプの社長がいます。

こういう「今の喜び満喫型社長」に限って、
儲けたいという願望が、コツコツ型の社長の何倍も強いように思われます。

そんな社長のモットーは「楽して儲ける」。
好きな言葉は「棚からぼた餅」。

座右の銘は、「果報は寝て待て」。

今の時代、それでは通用しないことに気付かなければ、
早晩社長業を退任することになるでしょう。



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


■ 3000億円企業、上場企業の部長に伝えているノウハウをお伝えします

一流企業の幹部が学ぶ戦略理論をあなたに!


【 経営戦略セミナー 】 




■おわりに


マレーシア、クアラルンプールに行っていました

20か国目の海外訪問です
やはり、いつもと違う環境を見ることは大切です

マレーシア人の誰に会っても「尊敬している!」といわれる「マハティール」(89歳)
http://tinyurl.com/blaewx

日本に見習おう!というルックイースト政策から奇跡の経済成長をもたらしました

国民の幸せを心から願って政治を行い、「国家を変えた」
国民から尊敬される素晴らしい政治家です

「本物の政治家っていいな〜」
「素晴らしい職業だな!」

と、心の底から思いました

アジアの成長を実感します

信じるな、疑うな、その目で確かめよ!

行かないとわからないことがあります
やっぱり、人生はやってみなければわからないことばかりです

*昨日、3月23日に91歳で他界されたシンガポールのリークアンユー氏のご冥福をお祈りします


日本にも、国民のことだけを思う素晴らしい政治家が
一人でもいいから出てきてほしいものです

統一地方選は4月12日(日)からです
実は、選ぶ側である国民の政治への無関心に一番の問題が存在していると思っています


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

お問合せ・ご相談はこちら

ご不明点などございましたら、

メールにてお気軽にご相談ください。