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怒ると叱るの違い


怒ると叱るの違い

1.怒るは感情的、叱るは理性的

2.怒るは自分のため、叱るは相手のため

3.怒るは5W2Hがない、叱るは5W2Hがある


怒ると叱るの違い


怒るは感情的になり、自分の感情で手一杯、手が付けられない状態

叱るは理性的に相手のことを注意している状態
 

怒るのは自分のため

自分が怒りたい、感情を吐き出したいから怒っている

叱るのは相手のため

自分の感情のはけ口として叱るのではなく、相手のためを思って叱っている

怒ると叱るの違い
 

怒るには5W2Hがない 5W2H意味

5W2Hとは、いつ、どこ、だれ、なに、どう、なぜ、いくら

叱るには5W2Hがある


いつ =さっき

どこ =客先で
 

だれ =君が

なに =「そんなこと知りません」と言った
 

どう =投げやりな態度で
なぜ =それは人の感情を逆なでするから「良くない!」
 

いくら =1000万円の商談を失う
 

だから、これからは客先で「そんなこと知りません」と言うな!

と言う言い方が「叱る」


「このバカヤロー!なに言ってんだ〜〜っ!!」が「怒る」
 

同じことが起こっても、怒ると叱るでは言い方に違いがある

怒ると叱るの違いで、言われたほうの気持ちも行動も違ってくる

 

これが怒ると叱るの違い 

つまり、5W2Hを使って相手にわかりやすく、理性的に、相手のためになるように話すのが「叱る」ということ

 

あくまでも、冷静に、相手のためを思っていることが大切

 

怒るは、自分の感情を出したいという「利己」で

叱るは、相手のためを思う「利他」

 

怒ると叱るの違いは、利己と利他ともいえる

 

自分だけよければいいという利己ではなく

相手のためにという利他

 

叱るときのポイントは、「いま、ここ、具体的」

 

いま、ここで、具体的に、「君のあの言い方はよくない」と言う

1年前のことを、陰で、あいつは人格が悪いから、と言うのがよくない

 

具体的にその人の行動だけを指摘する

 

もともとお前は性格が悪い・・・

というような、全人格のことを言わない

 

むかしからお前にはそういうところがある、2年前のあの件も・・・

と、昔のこと、1年前とかをほじくり返さない

 

ここだけの話、あいつは問題なんだよな・・・

と、本人のいないところで悪口を言わない

 

これ、大切

 

怒ると叱るの違いのポイント

 

1.感情と理性

2.自分のためと相手のため 利己と利他

3.5W2Hがないとある

 

いま、ここで、具体的に、話すのが「叱る」

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