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ランチェスター経営戦略 はじめに

ランチェスター経営戦略 

 

中小企業はランチェスターナンバーワン(NO1)戦略で生き残れ

 

「NO1になりたくありませんか?」

 

この本は、このような人向けに書きました。

経営を真剣に考え、NO1になりたいと思う経営者

どうすれば自分の部下を守っていけるのかと悩む組織の長、リーダー

 

ポッと会社を引き継いで、どうしたらいいかわからない2代目経営者

子会社の社長を任された人、将来起業しようとしている人

 

中小企業はナンバーワン(NO1)でないと生き残れない時代になりました。

経済が成長しているときは、何の戦略もなくただ会社を作れば何とかなりました。

 

しかし、もう経済成長は望めない。

右肩上がりで経済が成長すると考えること自体が間違っています。

横浜の中田市長のようにマイナス成長を前提として政策を提示する方が正しい感性でしょう。

 

何故なら2005年以降日本は人口・労働力人口ともに減るからです。

働く若い人が減り、老人が増える国に高度成長を望めるわけがありません。

 

では、経済が成長しないなら企業はどうしたらいいのか?

会社はつぶれてゆくしかないのか?

 

そうではありません。

いい会社、NO1の会社は必ず残る。

 

人や企業がモノやサービスを必要とする際に、いい会社、NO1の会社へは仕事を発注するからです。

つまり、NO1になれば仕事があるということ。

 

お客様はNO1しか覚えない。2位は忘れる。

だから、企業はある領域でNO1になる必要がある。

 

GEのジャッックウェルチのように、NO1かNO2以外はやらないという勇気が必要になります。

できたら、NO1、少なくともNO2になる。

それも難しいようなら、80:20の法則に在るように上位20%に入ること。

 

では、どうしたらNO1になれるのか?

そのヒントをお伝えするのがこの本の使命です。

 

弱者が強者に勝つには一定のルール「原理原則」がある。

弱者と強者の戦い方は違うということです。

 

その基本思想をランチェスター戦略から学びとれということです。

それを知らずに戦いに臨めば当然、負ける。負ける戦いに臨んで楽しいはずがないのです。

 

「あなたは何かでNo1になったことはありますか?」

もし、ないと答えたならこの本を読んでください。

 

誰でもNO1になることはできます。

でも、「NO1になるなんて無理!」そう思っていませんか?

 

そう、確かに、最近はやりの、ラクをしてカンタンにNO1になる方法はありません。

努力は必要です。そして、その努力を成果に結びつく努力にして欲しいのです。

 

だから、NO1になるルールや手順を知り、強者の仲間入りをしてください

誰でもNO1になることは可能です。

多くの方は、なり方を知らないだけです。

 

私自身は業界特化型の派遣会社で3年で日本一になりました。

売上・利益・利益率で事実上日本一です。

 

また、1冊目の著書「日本一わかりやすい会社のつくり方」はアマゾンランク「商法」で2008年1月〜12月まで「1位」。

2009年1月〜5月も1位になりました。

 

日本で発売された書籍全部で一位ではないのです。

アマゾンの商法で1位です。

 

小さな範囲で1位です。

でも、まずはそれでいいのです。

 

どんな小さな領域でもいいのです。

1位になること。

 

そして、2位以下を引き離して圧倒的なNO1になることを目指して下さい。

 

ビジネスもある種の戦争。

競合は必ず存在します。

 

その競合に勝ち、ビジネスで勝利するための原理原則。

それがランチェスター戦略。

 

そのランチェスター戦略の中でも、特に重要なものがNO1主義。

それを本書ではランチェスターNO1戦略として紹介します。

 

この本の中で経営を「心技体」の視点で科学して、第1章の「技」ではランチェスター戦略、

第2章の「心」ではNO1になるヒントとしての心の領域、第3章の「体」では実践の領域についてお話しします。

 

ランチェスターNO1戦略をヒントに、社員を幸せにし、お客様の役に立ち、喜ばれ、感謝される会社をつくり、存続させて下さい。

 

ランチェスター経営戦略 本 坂上仁志(さかうえひとし)著 はじめにより

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