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経営者として自分の存在意義を考える

稲盛和夫氏はこう言います

 

「自分の存在の意義を真剣に考える事が必要です

 

我々経営者と言うのは、

自分と言うものは何なのか?

自分の人生は何なのか?

ということを真剣に考える人であるべきだと思っています。

 

なぜ生まれてきたのか?

なぜ今ここにいるのか?

 

なぜ自分はこういう職業についているのか?

なぜなのだろうと真剣に考える必要があるのです

 

そういう哲学的な人生観を、自分の中で戦わせなければいけません

人間は、今生きていることを漠然と受け止めてしまうことが1番いけません

 

皆さんがこのように生を授けられたのは、そこに何か目的があり、そのような使命を帯びているからなのです

 

だから神様は皆さんこの世に送り出すはずなのです、それに目覚めなければいけません

 

自分がこの仕事をするには必然性があったのだ、それは世の中のために良かれかしとして、神様が決めてくれたのだ、と決めてしまうのです

 

どんな事業でも結構です、

どんな理屈をこね回しても良いので、私のやっている事業は大変立派なものだという動機を作ってください

それは屁理屈で結構です、その屁理屈が非常にいるのです、

 

特に、こんな会社では一生うだつが上がらないのではないかと不安に思っている従業員の自信を回復し、モチベートするため、励ますためにもそういう理屈付けがいるのです」


こういった哲学的な思想、深遠なる思想を持つことが経営者にはとても必要だと言うのです


なぜそれが必要なのか?

それは、自分自身を納得させるためなのです

事業での不安や失敗と戦うときに自分自身を勇気づけるものが必要となるのです

 

くじけそうになる時、どうしようもない窮地に追い込まれたとき、その時に自分自身を納得させる理屈がいると言うのです

 

自分自身を鼓舞する動機が必要だと言うのです

 

そして自分自身を納得させ、自分に強い信念が生まれてくれば、そこで働く従業員の従業員に自信を持たせてあげることができると言っているのです

 

経営をする上で、ただ数字をあげればいい、利益をえれば良いと言うだけではなく

経営と言うものを通じて、自分とは何か、人生とは何かと言ったものを真剣に考え、深く考える

 

そのことによって、人格を上げ、自分自身の信念を強く持とうとすると言うことなのです

 

つまり、哲学を持つということが経営には必要だと言っているのです

 

哲学がなければ経営は上手くいかないのです

確かに、経営が上手くいっているときはいいのです

 

しかし、経営はいつもうまくいくわけではない

苦しい時、大変な時こそ経営者の人間性が試される

 

その時に、「哲学」つまり強い信念が必要となる

はじめは、屁理屈でもいい、

 

しかし、「この事業をやるために自分は生まれてきたのだ!」

と、ず〜っと思い続けることによってそれは本人の信念になってゆく

 

その「思い」が艱難を突破する根本となるのです